本年度の実施計画 1.すでに収集済みの建築書の整理と、マイクロフィルムで入手済みのものの焼き付け整理 2.すでに収集済みの図書、論文における関連情報を整理 3.国内の大学、図書館に所蔵されている関連文献り調査、複写、整理。主として東京、京都、名古屋、熊本を中心に 4.国内での調査をまとめ、さらに必要文献を海外に発注する 以上の調査研究の作業は、おおむね順調に予定通り進行しているといえる。この機会に、400冊あまりの建築書の複写・製本ができたのは快挙であるといってもよい。ただし、当初予算140万円をオ-バ-すること100万円強。その出所を目下、検討中。ともかくも、これだけ多くの建築書を入手できた成果は大としなければならない。3の国内における調査は当初考えていた以上に難行し。関連情報が充分には集まらなかったことを報告せざるを得ない。というのも、こうした情報は今や、当方に最も充実した形で集結しつつある、ということを意味し、成果があがっている、ということになる。最後に、本年度の実施計画の5について、 5.デ-タベ-ル作成のために関連研究者より専門知識を得て、フォ-マットなどの設計を行い、作業手順を確定する。 この件については、目下、鋭意検討中で、もう少し時間をかける必要があると考えられる。
|