研究課題/領域番号 |
01460225
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研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
小倉 信和 横浜国立大学, 工学部物質工学科, 教授 (10017949)
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研究分担者 |
酒井 譲 横浜国立大学, 工学部物質工学部, 助手 (90114975)
安藤 柱 横浜国立大学, 工学部物質工学部, 助教授 (40017992)
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キーワード | ヒュ-マンエラ- / 人為ミス / 破壊事故 / 溶接構造物の破壊 / エキスパ-トシステム |
研究概要 |
今年度に実施した研究の内容はおよそ以下の諸点である。 1.構造物の破壊事故を防止するための重要な技術上の基盤として潜在欠陥の許容基準がある。新しくその改定が準備されつつあるイギリスの基準“Crack tip opening displacement(CTOD)methods for fracture assess ments:proposals for revisions to BSI PD 6493"を東京大学町田教授のご厚意により入手することが出来た。この基準にはかなり難解な延性不安定破壊解析による判定方法が含まれている。この基準を対話型とやさしく利用出来るようにするためのエキスパ-トシステムの作成を試みた。まだ検討すべき多くの点が残されてはいるが、一応の素案は完成した。 2.事故例のデ-タベ-スとして STP NO.158 METALLIC MATERIALS AT LOW TEMPERATURES,1953より“A CRITIC AL SURVEY OF BRITTLE FAILURE IN CARBON PLATE STEEL STRUCTURES OTHER THAN SHIPS"By M.E.SHANK に含まれる26件の事故例およびの前文、考察、結論のフロッピ-ディスクへの打ち込みをほぼ終了した。イメ-ジスキャナを用いた自動読み込みソフトの使用も試みたがまだ成功していない。次年度にはこれらの自動翻訳も試みる予定であるが、予算の都合から翻訳補助ソフトを使用することにとどまらう。 3.エキスパ-トシステムの分野ではロ-タス1-2-3のデ-タをエキスパ-トシステムソフト創玄が読み込み、推論を展開することが可能(創玄が1-2-3 アクセスモジュ-ル、エ-アイ・ソフト(株)を使用)となっており、まずこの方法を検討を行ってみたいと考えている。
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