研究課題/領域番号 |
01460225
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研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
小倉 信和 横浜国立大学, 工学部物質工学科, 教授 (10017949)
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研究分担者 |
酒井 譲 横浜国立大学, 工学部物質工学科, 助手 (90114975)
安藤 柱 横浜国立大学, 工学部物質工学科, 助教授 (40017992)
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キーワード | エキスパ-トシステム / 破壊事故対策 / 事故対策基準 / 人為ミス / ヒュ-マンエラ- |
研究概要 |
今年度に実施した研究の内容および今後の研究の展開に関する計画はおよそ以下の諸点である。 〔1〕.この研究を実施した2年間のうちに、エキスパ-トシステムの作成方法の点で大きな変化が見られた。本命と見られていたプロログ言語の使用される例は減少し、変ってC言語が使用される例が増加している。この方向に従って次の2点を試みた。 〔2〕.ASME規格Sect.XI(原子炉機器の供用期間中の検査の方法を定めた基準)のうち、破壊に対する安全性を評価する部分はかなり難解、複雑である。この部分を、C言語を用いて、対話型としてやさしく利用できるようにした。 〔3〕.BS規格PD6493は構造物の対破壊安全の確保のために、CTOD理論を取り入れるなど、活発な努力を続けている。またその規格内の破壊力学採用部分の解説論文も別に製作されている。これらに対しても、やさしく使用することができるよう、C言語を用いた対話形式のプログラムを作成した。このうち延性破壊に関係した部分は難解であり、今後の課題として残されている。 〔4〕.最近パ-ソナルコンピュ-タをより使いやすくするための競争がなされている。マッキントッシュ社が先鞭をつけ、MSウインドウズもこの線に沿って改良されている。エキスパ-トシステムはむしろそれを使う人がやさしく使えることが第一であり、パ-ソナルコンピュ-タの最近の趨勢を利用して、破壊事故防止のための、使いやすい援助システムの作成のための努力を続けたい。
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