研究課題/領域番号 |
01460260
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
相原 康二 東京工業大学, 工学部, 教授 (70091874)
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研究分担者 |
三上 貴正 東京工業大学, 工学部, 助教授 (70181857)
下嶋 浩 東京工業大学, 工学部, 教授 (20016629)
松本 浩之 東京工業大学, 工学部, 教授 (50016416)
小野 英哲 東京工業大学, 工学部, 教授 (80108240)
中原 凱文 東京工業大学, 工学部, 教授 (50095717)
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キーワード | スポ-ツサ-フェイス / 衝撃緩衝性 / 床反力 / ミッドリ-ル / 足底圧 / 姿勢保持 / 筋電図 |
研究概要 |
1.運動競技において重要である姿勢保持の観点からのスポ-ツサ-フェイスの安定性に関し、基本的な運動動作時の安定性の評価を心理学的手法・運動学的手法により定量化した。次に、競技者の安定性の評価・反応と対応する測定結果が得られる、適用範囲の広い安定性測定装置を新たに設計・試作した。 さらに、特に近年安全性が問題となっている体操競技の着地マットの衝撃緩衝性・安定性に関し実地調査を行い、個々の競技種目における安全性・競技性の観点からの着地マットの評価を求め、衝撃緩衝性・安全性の妥当な測定方法、および物理量の最適範囲、許容範囲を提示した。 2.歩行および走行時の足の着地による床反力の分布とその時間変化を64点で測定するシステムを試作するとともに、測定法や校正法など多点測定システムを構築する上で必要な事項を明らかにした。 3.ミュ-ズのミッドリ-ルの硬度・密度の定量的な組み合せのシュ-ズを試作し、衝撃吸収性および姿勢保持について検討を加えた。 (1)シュ-ズの底に加わる力(足底圧)は、踵部が最大値を示し、衝撃緩衝能力はミッドリ-ルの硬度の低いものほどすぐれていた。 (2)姿勢保持に関しては、下肢部の節電図測定により、ミッドリ-ルの硬度・密度の高いものほど安定する値を示した。このようにミュ-ズの機能・性能を考慮する上で衝撃緩衝能力と姿勢保持能力とを同時に兼ねそなえたものを個人の特徴・運動種目の独自性に合わせることは非常に困難な点が多く今後の研究のつみかさねが必要になってくる。
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