平成元年度末までに、当初の計画はほぼ予定通りに進捗した。現在、以下の件数・症例数の入力が終了している。 1.カルチノイド報告症例3073件/2013症例 剖検症例814症例 2.ZES(ガストリノ-マ)725件/265症例 3.グルカゴノ-マ108件/54症例 4.ソマトスタチノ-マ(本邦・外国)152件/84症例 5.甲状腺随様癌(カルシトニノ-マ)101件/81症例 6.インスリノ-マ209件/160症例 7.その他のホルモン産生腫瘍48件/17症例 8.外国のカルチノイド1003件/911症例 以上の症例は随時統計的に処理し、統計資料として論文とし公表(研究発表の欄参照)している他、主たる研究者に配布しており、また個別の研究者からの照会についても各種の資料、文献などを迅速に供与している。 資料の収集については、数人の研究補助者による協力を得ており、資料の内容分析・入力は研究者本人が行なっており、今後2年間で本邦症例についてはほぼ軌道にのる予定である。
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