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1990 年度 実績報告書

顔面頭蓋骨および歯列の三次元的成長発育に関する教育用デ-タベ-ス

研究課題

研究課題/領域番号 01480479
研究機関北海道大学

研究代表者

中村 進治  北海道大学, 歯学部, 教授 (80001791)

研究分担者 土田 隆彦  北海道大学, 歯学部, 助手 (00197708)
松野 功  北海道大学, 歯学部, 助手 (60199825)
今井 徹  北海道大学, 歯学部附属病院, 講師 (40160030)
石川 博之  北海道大学, 歯学部附属病院, 講師 (20184492)
キーワード顔面頭蓋骨 / 歯列 / 成長発育 / 頭部X線規格写真 / 歯列石膏模型 / 画像処理 / 光学測定法 / 三次元形状
研究概要

1.顔面頭蓋骨、歯列の成長発育に関する基礎的デ-タに関して
本学部歯科矯正学講座所蔵の北海道南幌町において採得した連続資料(6才〜18才、頭部X線規格写真、歯列石膏模型)について、その再整理を完了し、永久歯の萌出年齢の調査および側面頭部X線規格写真からの形態計測を終了した。永久歯萌出年齢に関しては、これをもとにして第一大臼歯の萌出遅延の研究を行ない、第31回北海道矯正歯科学会に報告し、同学会誌に投稿した。また、側面頭部X線規格写真からの形態計測に関しては、現在、クラスタ-分析による顔面パタ-ンの分類を行なっている。その結果、これまでのところ、正常咬合を有する群においても、少なくとも6パタ-ンの存在することがわかり、今後、各パタ-ンにおける成長発育上の特微を検討する予定である。
2.三次元形態計測システムの開発について
画像処理システムによる頭部X線規格写真からの三次元座標の抽出に関しては、上下顎骨を含めた広範囲にわたる立体表示のために、骨辺縁あるいは計測点の三次元座標の他、これらの間を補間するデ-タが必要であることが確認された。これに関しては、現在、成人男女10名を用いてCTスキャナ断層像と頭部X線規格写真から抽出した三次元座標とのマッチングを行ない、補間方法についての検討を行なっている。将来的には、各年齢層について断層面毎に形態再現のためのテンプレ-トを作成し、これをもとにした立体表示が必要であると考えている。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 宮腰 淳二: "矯正臨床における上顎第一大臼歯の萌出遅延に関する研究" 北海道矯正歯科学会雑誌. 18. 18-24 (1990)

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公開日: 1993-08-11   更新日: 2016-04-21  

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