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1989 年度 実績報告書

プライマリ-ケアにおける専門科への「振分け」システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 01480504
研究機関東海大学

研究代表者

大櫛 陽一  東海大学, 医学部・病院管理学教室, 教授 (20203747)

研究分担者 中村 正彦  東海大学, 医学部・ME学教室, 教授 (40096243)
渡辺 一平  東海大学, 医学部・病院管理学教室, 助手 (50147162)
岡本 裕一  東海大学, 医学部・病院管理学教室, 助手 (60185486)
津田 豊和  東海大学, 医学部・病院管理学教室, 非常勤講師
尾崎 恭輔  東海大学, 医学部・病院管理学教室, 教授 (90119660)
キーワードプライマリ-ケア / 振分け外来 / MUMPS / CAI / 診断論理
研究概要

患者を専門家へ振り分ける基準として、米国医師会(AMA)の発行の“Family Medical Guide"に記載されているdiagnostic symptom chartを参考にした。チャ-トの英文での入力作業は完成した。ファイル容量として200MBとなった。このデ-タを使い、NECーPC98RL上にMUMPS言語を用いて振り分け外来支援システムを構築した。各診断論理は、MUMPSのグロ-バル変数として一連の番号をつけ、質問内容、答が“YES"または“NO"の時のそれぞれの次の質問番号を記録している。使用者は試作システムが画面に表示する質問に答えていく。この過程は問診結果として記録される。最後に最適と思われる診療料が表示される。診療科名は、東海病院固有のものと、一般的なものの2種類を表示するようにし、将来的に本システムを診療所から病院へ患者を紹介する場合の支援システムにもなるように配慮した。現在、日本語化を進めつつある。検討会を実施したところ、今後の課題として、(1)診断ロジックの検証のため、推定病名に至るすべてのル-トをコンピュ-タによりリストしチェックすること、(2)質問の入り口が99と多いため、この分類を行う、キ-ワ-ドにより該当する質問へ行けるようにする、の2点が上げられた。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 大櫛陽一,田久浩志,尾崎恭輔,渡辺一平: "プライマリ-ケアにおける専門科への「振分けシステム」の開発" 病態生理. 6. (1990)

  • [文献書誌] 田久浩志,大櫛陽一,尾崎恭輔,岡本裕一,渡辺一平,笹川紀夫,米本幸世,福原寿弥: "振り分け外来支援システムの試作" 第9回医療情報連合大会論文集. 333-334 (1990)

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公開日: 1993-03-26   更新日: 2016-04-21  

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