平成元年10月中旬にレ-ザ-カ-ドへの読み書きプログラムが完成したので、研究代表者と共同研究者の保崎が受け持つ外来患者の医療情報をカ-ドに書き込む作業を開始した。その後、文字情報だけではなく、顔写真や心電図波形を記録して、それらのデ-タについても信頼性を検討することとした。 平成2年2月から約100名の患者に同人のデ-タを書き込んだカ-ドを渡し、来院の都度持参させて、デ-タの変化の有無を検討するとともに、新デ-タの書き込みを行なっている。 これらの研究成果は平成2年3月に米国カンサスシチ-で行なわれる第2回患者カ-ド会議で発表する。 明年度1年間、患者のカ-ド保管状況によるデ-タの変化の有無をチェックして、信頼性を確立するための保管上の留意点を見いだすことが出来よう。 研究の進捗状況はほぼ計画通りである。
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