研究課題/領域番号 |
01480505
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
椎名 晋一 東京医科歯科大学, 医学部, 教授 (40013867)
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研究分担者 |
西堀 真弘 東京医科歯科大学, 医学部, 助手 (60189305)
保崎 清人 東京医科歯科大学, 医学部, 教授 (80013944)
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キーワード | レ-ザ-カ-ド / 光カ-ド / デ-タの信頼性 / 診療情報 |
研究概要 |
平成元年9月に患者個人の診療情報を光カ-ドへ書き込み、かつ読み出すプログラムが完成したので、研究代表者と共同研究者の保崎が受け持つ外来患者の医療情報をカ-ドに書き込む作業を開始した。その後、文字情報だけではなく、顔写真や心電図波形を記録して、それらのデ-タについても信頼性を検討することとした。 予備実験において温度、湿度、一般的外力については影響を受けないが、太陽光には大きな影響を受けることが判明しているので、その点のみカ-ドの携帯者に注意を与えることとした。 平成元年9月から108名の患者に同人のデ-タを書き込んだカ-ドを渡し、来院の都度持参させて、デ-タの変化の有無を検討するとともに、新デ-タの書き込みを行なっている。 患者の光カ-ドの携帯法としては、女性では多くは光カ-ドをハンドバックの中に、男性では定期入れに入れて胸ポケットあるいはズボンの尻ポケットの中に保持することが多かった。これにより、男性では湿度、外力によるカ-ドの湾曲などの影響を特に調査することが出来た。 6か月間における患者のカ-ド保管状況によるデ-タの変化の有無をチエックして得られた成績は平成2年3月に開催されたSecond World conference of Patient Cardsにおいて発表した。その後の経過においてさらに若干の書き込みエラ-を生じた。すなわち、カ-ドの信頼性をメ-カ-サイドで更に高める必要のあることを明らかにした。
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