| 研究課題/領域番号 |
01490025
|
|---|
| 研究機関 | 東京理科大学 |
|---|
研究代表者 |
片岡 洋一 東京理科大学, 工学部, 教授 (80089309)
|
|---|
| 研究分担者 |
井岡 大度 東京理科大学, 工学部, 助手 (50184776)
奥野 忠一 東京理科大学, 工学部, 教授 (30092167)
|
|---|
| キーワード | 経営分析法 / 実態調査 / 経営分析目的 / 経営分析主体 |
|---|
| 研究概要 |
本研究の概要は、以下のとおりである。研究調査機関(大学を除く)、金融機関、信用調査機関、監査法人、経営コンサルタント、証券アナリスト、税務官庁等(以下、「調査対象機関」という)は、それぞれの目的を達成するために経営分析の伝統的法方を用い、あるいはそれを修正・発展させ、必要に応じて経済学、経営財務論、統計学(多変重解析法、ノンパラメントリック法を含む)の概念と方法を積極的に導入し、新たな経営分析技法を開発し、適用している。この研究では、調査対象機関が現実にどのような目的のためにいかなる分析技法を用い、あるいは開発し、どの程度の効果をあげているかを実証的に明らかにし、経営分析の理論と技法を体系化するための基礎資料を得るものである。
なお研究経過としては、調査対象機関の選定、アンケ-ト設計のための予備調査、現在入手可能な経営分析法を検討、適用事例、実証デ-タの収集、分析、シミュレ-ション等による評価、アンケ-トの本設計と送付等、以上準備作業を行ってきた。また平成元年度の研究の反省としては、アンケ-ト設計に必要な予備調査を行ってきたところ、いくつかの問題点が生じてきた。たとえば、単一の様式のアンケ-トを送付するのでは十分でなく、経営分析主体のタイプごとに異なった種類のアンケ-トの送付の必要性があることが判明した。なお今後、以上の調査対象機関へのアンケ-ト結果にもとづき、業種別、目的別、技法別の分析を行い、さらに開発された新しい技法のシミュレ-ション法および実際デ-タによる適用にもとづく検討と評価を行う。また伝統的技法と新しい技法の比較分析および体系化を行う。さらに以上にもとづき、そのまとめと研究発表を行う。
|
