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1990 年度 研究成果報告書概要

稲作機械化一貫体系下の農家生活構造ー生活時間デ-タによる実証的分析ー

研究課題

研究課題/領域番号 01510116
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 社会学
研究機関清泉女子大学

研究代表者

松田 苑子  清泉女子大学, 文学部, 教授 (30100986)

研究期間 (年度) 1989 – 1990
キーワード生活時間 / 就業構造 / 役割構造 / 生活構造 / 農業機械化 / 農家生活
研究概要

1.現地調査
山形県東田川郡朝日村越中山地区の17戸の協力により、農繁期に2回(5月、9月)、農閑期2回(1月、8月)、それぞれ1週間ずつ生活時間記帳調査を実施した。
2.集計分析
収集デ-タのコ-ディングを行い電算機処理により集計を行った。集計は、月別、天候別・1日あたり平均生活時間、月別、天候別・性別・年齢別1日あたり平均活時間、月別・家族内の位置別1日あたり平均生活時間、週日・休日別・性別・年齢甫1日あたり平均生活時間などであり、すでに昭和60年度に実施している岡山県岡山市新池地区のデ-タと合わせて比較・考察を行った。
3.考察
稲作機械他一貫体系下で、肥培管理、水管理以外のほとんどの作業が機械化されているこんにちの農家では、生活構造ことに就業掲造と意識構造における農作業の比重の個さを把握することができた。若年層中心に個人化傾向が顕著になってきており、老年層の生活構造とのあいだに、大きなずれが生じている。老人問題、若年層の農家継承の問題のむずかしさが予測された。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 熊谷 苑子: "現代日本農村の家族ー解体が個人化かー" 家族社会学研究. 3. (1991)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [文献書誌] Sonoko Kumagai: ""Changing Life Pattern of Japanese Farm families-dissolution or individuality-"" Japanese Journal of Family Sociology. No. 3. (1991)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より

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公開日: 1993-08-12  

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