| 研究課題/領域番号 |
01510138
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| 研究機関 | 宇都宮大学 |
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研究代表者 |
横島 章 宇都宮大学, 教育学部, 教授 (90008037)
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| 研究分担者 |
服部 環 宇都宮大学, 教育学部, 助教授 (70198761)
笠原 十九司 宇都宮大学, 教育学部, 助教授 (80125814)
北原 龍二 宇都宮大学, 教育学部, 教授 (20015390)
丹野 由二 宇都宮大学, 教育学部, 教授 (10007966)
増野 肇 宇都宮大学, 教育学部, 教授 (60056596)
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| キーワード | 人権教育 / カリキュラム / 部落差別 / 障害者差別 / 女性差別 / 民族差別 / 人権思想 / 差別解消 |
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| 研究概要 |
平成元年度の研究は予定どおり遂行された。第一に授業科目「人権教育」の開講である。前期・後期くり返しの2単位の授業である。例えば後期では佐藤(東海大)、横島、増野、丹野、笠原、北原の順に講義。その間に栃木県岡本養護学校及び栃木県立岡本台病院の見学を実施。
第2に、各人の調査研究がある。横島は秋田大学及び福岡教育大学に出張した。北原は奈良女子大学、丹野は金沢の関連施設の見学及び東北大学に出張、笠原は天理大学に出掛けた。また増野は東京で関連した地域共同活動を視察した。これら成果は相互の活動に示唆を与え、最終的には報告書の作成段階で力を発揮する。
第3に調査表の作成がある。「人権問題に関する意識調査」として完成した。調査表の成立までは、共同研究者の各人が相互に立案した項目を取捨選択により全体的に調査と統一を図り一つの完結した質問票として完成するまでの作業には相当の時間と激しい議論が展開された。この完成した質問票は少なくとも現段階では秋田大学、宇都宮大学、上越教育大学、奈良教育大学、福岡教育大学では実施に移され、分析が開始されたところである。
第4に教材となる映像資料の購入である。すでに16ミリビデオ「輝ける山脈」(栃木県及び東映製作所)やビデオテ-プ3部作「部落差別のおこり以前を考える」「部落差別のおこりを考える」「部落差別解消への歩みから考える」を購入済である。
これら諸活動を総合して有効な提案を可能ならしめるのが平成元年度における基礎段階の活動である。
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