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1990 年度 研究成果報告書概要

生活科の実践と評価に関する調査研究

研究課題

研究課題/領域番号 01510147
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 教育学
研究機関愛知教育大学

研究代表者

川上 昭吾  愛知教育大学, 教育学部, 教授 (10033896)

研究期間 (年度) 1989 – 1990
キーワード生活科 / 教育課程 / 評価 / 小学校
研究概要

本年度行なった研究は、次の1と2に関してである。
1. 次の生活科研究先進校6校の調査を行なった。
(1)愛知教育大学附属名古屋小学校*、(2)岐阜県揖斐郡大野町立大野小学校、(3)埼玉県浦和市立仲町小学校、(4)愛知県幡豆郡吉良町立白浜小学校*、(5)愛知県岡崎市立大門小学校*、(6)愛知県宝飯郡御津町立御静南部小学校 (*印は、研究を共同で行なった学校である。)
これらの学校は評価の研究を重点に進めており、下に記した研究を進めるにあたり多くの示唆が得られた。
2. 生活科の評価方法の開発研究
教える内容がはっきりしている教科では評価が比較的容易であるが、生活科では評価の観点と評価方法が未だ定まっていない。
そこで、活動性の高い、普通、低い(横軸)と、学習内容に対する好き、普通、嫌い(縦軸)の二観点で、児童を9つにタイプ分けした。そして、すべての児童を、1象限に位置する「内容に興味を示し活動性が高いタイプの児童」に移行させることを目標にした。
3種類の授業を行ない授業の分析した結果、授業の目標が達成されたとみなされる児童はいずれも1象限に近付いていくことが確認された。また、この方法は、児童を容易にとらえることができることも分った。
以上のことから、活動性と内容に対する好嫌の二軸で授業と児童を評価していく方法は、実践場面で有効に使えることが明らかとなった。

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 川上 昭吾: "生活科の研究" 理科教育研究(愛知教育大学). 1. 21-29 (1990)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [文献書誌] 川上 昭吾: "生活科の目標と評価に関する実証的研究" 愛知教育大学教科教育センタ-研究報告. 15. 287-297 (1991)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [文献書誌] Shogo Kawakami: "Studies of Life Environment." Science Education Study. No. 1. 21-29 (1990)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
  • [文献書誌] Shogo Kawakami: "A positive study of the objective and evaluation in Life environment lessons." Bull. of Center for Curriculum Research and Development, Aichi Univ. of Edu.No. 15. 287-297 (1991)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より

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公開日: 1993-08-12  

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