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1991 年度 実績報告書

撚糸紋文化に伴う押型紋土器の研究

研究課題

研究課題/領域番号 01510242
研究機関千葉大学

研究代表者

岡本 東三  千葉大学, 文学部, 助教授 (00000498)

キーワード撚糸紋土器 / 押型紋土器 / 沈線紋土器 / 子母口式土器 / 貝塚 / 縄紋時代早期 / 埋葬人骨 / 編年
研究概要

押型紋土器の研究は常に縄文文化の起源とともに進められてきた。押型紋土器の出自の問題を解決するためには、撚糸紋土器との編年的関係を明確にしなければならない。まず、その手がかりを得るため、撚糸紋土器や早期の沈線紋土器を出土した千葉県香取郡小見川町の城ノ台貝塚の発掘調査を2ヵ年にわたって実施した(1989・1990年度)。
本年度は2ヵ年にわたる城ノ台貝塚の発堀調査の成果をまとめるため、遣物の整理・分類など報告書作成の作業を行った。まず土器の整理からはじめ、層位別・型式別に遣物を分類し、拓本・断面実測など図版を作成する(約70図版)。石器・骨角器類は実測・トレ-スなどをおこない図版を作成する。あわせて遣構図・層位図を作り、報告書に必要な図版はほぼ揃った。年内には『千葉県城ノ台貝塚調査報告書』として出版を予定している。
1.遣物整理
※土器の洗浄・注記・接合・分類・実測作業
※石器の分類・実測作業
※貝類のウォタ-セパレ-ションによる分別・分類作業
※獣骨・骨角器の分類作業
※人骨の監定・整理作業
2.発掘報告書の作成本文112ペ-ジ
※土器図版:70プレ-ト
※石器図版:6プレ-ト
※骨角器図版:2プレ-ト
※地形図・土層図:5プレ-ト

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公開日: 1993-03-16   更新日: 2016-04-21  

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