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1989 年度 実績報告書

ポ-ランド工場労働者に対する全員面接調査手法による労使関係の研究--日本との比較

研究課題

研究課題/領域番号 01530020
研究機関北海道大学

研究代表者

吉野 悦雄  北海道大学, 経済学部, 助教授 (80142678)

研究分担者 藤村 博之  京都大学, 経済研究所, 助手 (30173462)
大山 信義  北海道大学, 文学部, 教授 (90001809)
荒又 重雄  北海道大学, 経済学部, 教授 (90000687)
富森 虔児  北海道大学, 経済学部, 教授 (60000684)
キーワードポ-ランド / 日本 / 労使関係 / 面接調査 / 悉皆(しっかい)調査 / 労働問題 / 労働者
研究概要

本研究は、日本とポ-ランドの工場に直接立ち入り、そこの従業員全員に対して面接調査を実施しようというものである。
平成2年1月20日より2月8日までポ-ランド側6人の調査団が来日し、本研究の日本側研究者も同行し、米沢市のニノミヤ電気(従業員約160名)、米沢市役所商工課(20名)、小樽市の光合金(約120名)、札幌市のラッキ-・ス-パ-(約60名)の合計360名の従業員全員面接を実施した。質問項目は53項目である。平成2年度にコンピュ-タに入力し、分析する予定である。
平成2年2月26日より3月26日(予定)まで、日本労働研究機構より総額900万円の補助を受け、ポ-ランドの4事業所に立ち入り、そこでの面接調査を実施した。マイクロ・メ-タを製造しているワルシャワ・フェルチェ場(約580名)、ガスレンジを製造しているラドム市のポルメタル工場(約800名)、プルシクフ市のソ-セ-ジ工場と付属ス-パ-マ-ケット(約150名)、およびワルシャワ市のモコトフ区役所(約150名)の合計1600名を対象とする直接面談の全員調査である。質問項目は82項目である。質問票は平成2年度にコンピュ-タに入力し、分析する予定である。
なお、ポ-ランド側調査団の来日中に、労働省や日経連の幹部職員との面談を実施した。
本研究の代表・分担者はポ-ランド滞在中に労働省・「連帯」の幹部職員と面談を実施した。
以上の従業員面接調査ならびに有識者との面談を通じて、本研究が計画している職場での人事採用、昇進、人間関係の調査に必要な資料が整備された。次年度は、これら資料をさらに詳しく分析する予定である。

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 吉野悦雄: "ポ-ランド労働運動と国民的合意" 日本労働研究雑誌. 第365号. 8 (1990)

  • [文献書誌] E.YOSHINO & J.Bossak: "Labour Lelations of Japan and Poland(仮題)" SGPiS社(ポ-ランド), 300 (1991)

  • [文献書誌] 吉野悦雄(編): "ポ-ランドの労使関係" 日本労働研究機構, 400 (1991)

  • [文献書誌] 吉野悦雄,大山信義 共著: "変貌する社会主義労働者の仕事と生涯" 筑摩書房, 250 (1990)

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公開日: 1993-03-26   更新日: 2016-04-21  

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