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1989 年度 実績報告書

無理数の連分数展開

研究課題

研究課題/領域番号 01540068
研究機関名古屋市立大学

研究代表者

梅田 芳郎  名古屋市立大学, 教養部, 助教授 (80080266)

研究分担者 宮原 孝夫  名古屋市立大学, 経済学部, 教授 (20106256)
岩橋 亮輔  名古屋市立大学, 経済学部, 教授 (40080220)
橋本 佳明  名古屋市立大学, 教養部, 助教授 (50106259)
岡野 節  名古屋市立大学, 教養部, 助教授 (90080267)
小島 誠  名古屋市立大学, 教養部, 教授 (10080269)
キーワード連分数 / 2次無理数
研究概要

平方因子を含まない整数gの平方根の絶対剰余連分数展開について、提出されている野村氏(兵庫教育大)の算出方法に疑問な点(肯定的な解消を予想している)があること。その点は展開の周期性の証明にも関係することがわかった。また、2次無理数について、近似分数とニュ-トン近似の間の関係を、ミクシンスキ-、梅田-小島の〔D8g〕D8の場合に対する結果を拡張するための計算を始めた。
さらに、自然対数の底eの2乗t^2の正則連分数の規則性を予想し、約1400項までの小島氏の計算により完全な規則が確認できた。これは金沢大学数学教室で示唆されたe^×の連分数展開の公式e^×=1+X1(-〔D7×'(/)2〕D7+〔D7X'(/)2〕D7coth〔D7X(/)2〕D7),XcothX=1+〔D7X'^2(/)3〕D7+〔D7X'^2(/)5〕D7+とどう関連するかというところまで進んだ。
上述してきた研究において、あるレベルのプログラミング技術が必要となった。そこで、線形代数学での行列のジョルダン標準形への変換のプログラムをかくという課題に日時をかけることになった。与えられた行列の固有値を求め(小島氏の研究が独立になされた)、行列を上三角行列に変換し、その後、掃き出し法によってジョルダン標準形に変換するプログラムであるが、年度内に完成できなかたので、次年度に再開してこの課題も解決させたい。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 小島誠、藤井えみ子: "AMPAシステムによる固有値の高精度計算" 名市大教養部紀要. 35. 1-10 (1989)

  • [文献書誌] 橋本佳明: "特異振動問題について" 名市大教養部紀要. 35. 25-37 (1989)

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公開日: 1993-03-26   更新日: 2016-04-21  

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