研究課題/領域番号 |
01540205
|
研究機関 | 龍谷大学 |
研究代表者 |
山口 昌哉 龍谷大学, 理工学部, 教授 (30025796)
|
研究分担者 |
池田 重良 龍谷大学, 理工学部, 教授 (20028070)
中村 宏 龍谷大学, 理工学部, 教授 (90198234)
岡田 至弘 龍谷大学, 理工学部, 講師 (30127063)
池田 勉 龍谷大学, 理工学部, 教授 (50151296)
|
研究概要 |
昨年度に引き続き、フラクタルの応用およびこれに関連するテ-マとして、ヨ-ロッパで、フランスを中心に研究されているウエ-ブレットについて、研究しはじめた。この数学は、既に代表者と畑が1983年頃から研究していたシャウダ-展開ときわめて近いものであり、又、同じ思想圏に属している。すなわち、ニュ-トンの立場と異なり、世の中には最小のサイズというものが存在しないと考えて、しかも、解析的取り扱いをはじめようとするものである。ただ、ウエ-ブレットには、直交性があり、その点はシャウダ-展開にまさる。本年は、このことの学習に費やし、新たな知見はなかったが、京大理・守本晃は、このウエ-ブレットのうち台が有界なものについて、その構成法をソフトウエアとして作製した。これはある意味でドラ-ムの方程式をとくことであり、これは既に一部山口・畑の仕事でもできていたことである。 尚、池田勉、四ッ谷晶二は、界面や、自由境界問題について仕事をし、林晋に計算機科学について、寄与をした。 尚、木上淳は、昨年の仕事について、更に進んだ結果を付け加えた。 尚、上の研究はすべて、画像処理に関係があり、信号処理にも大きな影響があると思われる。
|