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1989 年度 実績報告書

動物をモデルとして川崎病病因の免疫学的・病理学的解析

研究課題

研究課題/領域番号 01570548
研究機関帝京大学

研究代表者

吉野 加津哉  帝京大学, 経済学部, 教授 (70091064)

研究分担者 古澤 修一  帝京大学, 医学部, 助手 (80130037)
阿部 由明  帝京大学, 医学部, 教授 (20089296)
沖津 祥子  帝京大学, 医学部, 助手 (10082215)
キーワードLactobacillus casei / Kawasaki disease / IL-1 / TNF
研究概要

1)Lactobacillus casei菌の入手および培養
L.casei菌ATCC 11578株は母子加療研究所所長 藤井良知先生および明治製薬薬品総合研究所の好意により、American type culture collection(Rockville,MD.,USA)より入手した。菌は分離培養後、MRSブロスにて37℃、48時間静置培養した。培養後、10,000gにて遠心分離し収穫した菌重量は500mlのプロスからwet weightで6gであった。
2)L.casei菌のcell wall多糖体の採取:Lehman,T.J.A.ら(Arthritis and Rheumatism,26,1259,1983)の方法に従って行なった。得られた抽出液中のhexoseの量をDubois,M.らの方法(Anal.Chem.,28,350,1956)により定量した。
3)現在の進行状況:血管炎誘発因子を抽出するL.casei菌は我が国にはストックされておらず、American type culture collectionより入手を介して入手せざるを得なかった。さらに1回の培養から得られる多糖体の量が当初考えていたよりも少なく、従って、本年度の研究計画の予定が遅れる結果となった。現在血管炎誘導にかかれる量のcell wall多糖体の抽出を実行中である。

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公開日: 1993-03-26   更新日: 2016-04-21  

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