研究課題/領域番号 |
01570824
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研究機関 | 関西医科大学 |
研究代表者 |
松村 浩 関西医科大学, 医学部, 教授 (50077575)
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研究分担者 |
稲垣 隆介 関西医科大学, 医学部, 助手 (10213109)
川上 勝弘 関西医科大学, 医学部, 助手 (40186060)
河本 圭司 関西医科大学, 医学部, 講師 (70077741)
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キーワード | C-MYC / flow cytometry / DNA-Index / DNA-Aneuploidy / GFAP |
研究概要 |
1.種々の脳腫瘍のDNA-aneuploidyの検討 良性及び悪性脳腫瘍について、Propidiun iodideによる3核染色により、そのfirst peakと正常リンパ球のfirst peakよりDNA-Indexを測定し、DNA-aneuploidyを検討した。50例についてみると、悪性脳腫瘍にDNA-aneuploidyが多いことが判明した。Internatonal confervence on analytical cytilogy(North Carolina,USA.)で発表 2.FCMを用いた脳腫瘍のC-MYC発現の検討 各種の脳腫瘍のC-MYC発現に関して、まずKMU430gliama株化細胞を用いて、C-MYC抗モノクロ-ナル抗体濃度を変化させ、至適濃度Poで陽性細胞率測定の基礎的実験を施行した。又propidumiodideによる二重染色により、細胞周期とC-MYC発現の関係を検討し、S期、G_2M期にその発現が強いことが判明した。第48回癌学会、第48回脳神経外科学会で発表 3.DNA-aneuploidy細胞とGFAP陽性細胞の関連 glioma株化細胞に特異的なglial fibrillany astre pratein(GFAP)に陽性細胞DNA-aneuplody細胞との関連をみると、aneuploidy細胞にはGFAP発現が少なく、細胞の分化と関連していることが示唆された。 近畿脳腫瘍研究会で発表 4.C-MYC発現とDNA-aneuploidy細胞の関連 DNA-aneuploidy細胞にC-MYC発現陽性細胞が多くみられる傾向を認め、又、C-MYC発現パタ-ンより、悪性gliomaにmultinodalityの存在がみられ、heterogenetyが考えられた。フロ-サイトメトリ-研究会で発表
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