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1989 年度 実績報告書

子宮体癌治療における黄体ホルモン製剤の作用機構解明に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 01570916
研究機関筑波大学

研究代表者

西田 正人  筑波大学, 臨床医学系, 講師 (00110875)

研究分担者 石井 哲郎  筑波大学, 基礎医学系, 講師 (20111370)
キーワード子宮体癌 / 乳癌 / ホルモン療法
研究概要

ヒト子宮体癌細胞株Ishikawa株に対する各種黄体ホルモン製剤の抗腫瘍作用を検討し、in vitroにおける黄体ホルモンの作用は単なるステロイドホルモンの細胞毒性である可能性が示唆された。
これに対し、in vitroにおいてヒト子宮体癌細胞が低濃度のMPAにより、強く増殖抑制を受けたとの報告もある。この様に黄体ホルモンの作用機序は現在のままの実験系を用いている限り解明されない。この理由はヒト腫瘍を用いた実験系では、腫瘍ごとにその性格が大きく異なるため一定の効果が導かれないためである。この問題を解決するためには、より均一な再現性ある実験系を開発する必要がある。
DMBA誘発ラット乳癌はER、PRを保有すること、そしてMPAによってその増加が抑制される事が知られている。そこで、SD系雌ラットにDMBAを投与し乳癌を作成し、その乳癌のin vitro培養系およびヌ-ドマウス移植系での黄体ホルモン製剤の作用を検討することにした。
5週齢、SD系雌ラットにDMBA 20mg/bodyを経口投与すると、約4-6ヶ月を経て乳癌が発生する。過去4回の発癌実験を行った。第1回目はラットに腫瘍はできたもののヌ-ドマウスへの移植が成立しなかった。第2回目では移植は成立したが原腫瘍のER、PRが陰性であったため、MPAは全く無効であった。3回目ではDMBAが失活していたためかラットに腫瘍が発生しなかった。現在4回目の発癌実験をおこなっており、20匹のラットから乳癌が発生し、この腫瘍がER、PRを有する事を確認した。また。ヌ-ドマウスへの移植に成功し、更にin vitro培養系でのラット乳癌細胞の増殖に成功している。

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公開日: 1993-03-26   更新日: 2016-04-21  

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