研究課題/領域番号 |
01571122
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
岩本 義史 広島大学, 歯学部, 教授 (90034165)
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研究分担者 |
宮城 昌治 広島大学, 歯学部附属病院, 助手 (20174138)
渡辺 猛 広島大学, 歯学部, 助手 (50191771)
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キーワード | デ-タベ-スシステム / 歯科保健情報 / 母子歯科保健 / 学校歯科保健 / 広島県 |
研究概要 |
広島県の歯科保健情報を整理し、疫学的研究、歯科保健関係資料の作成ならびに学生教育に資することを目的とした 1.母子歯科保健ファイル(レコ-ドセツト)について 広島県庁など関係期間より1983年度から1988年度までの各年度の県内93市区町村別の1歳6か月児健康診査と3歳児健康診査における50項目の歯科保健情報を入手した。各年度14キロバイトの情報量のデ-タベ-スファイルを作成した。現在、健康診査の受診者率、う蝕有病者率、一人平均う歯数などが常時、検索可能な状態になっている。 2.学校歯科保健ファイルについて 広島県歯科衛生連絡協議会などの協力を得て、県下680の全小学校を対象として、歯科保健対策の現状と歯科疾患の実態についての調査を行った。59%にあたる403校から回答があり、74項目の歯科保健情報を入手した。82キロバイトの情報量のデ-タベ-スファイルを作成し、学校における歯科保健教育、歯みがきの実技指導、フッ素洗口などの実施の有無、学年ごと一人平均う歯数などが常時、検索可能な状態になっている。 3.今後の予定 コンピュ-タの操作に慣れていないものであっても自由に情報を検索できるように、デ-タベ-スシステムの利用の手引を作成中である。母子歯科保健については1989年以降の情報を逐次、入手してファイルを作成する予定である。また、学校歯科保健については1990年度の調査を行ってファイルを作成する予定である。
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