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1990 年度 実績報告書

LANにおけるデ-タベ-スゲ-トウェイに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 01580038
研究機関学術情報センター

研究代表者

安達 淳  学術情報センター, 研究開発部, 助教授 (80143551)

研究分担者 大山 敬三  学術情報センター, 研究開発部, 助教授 (90177022)
橋爪 宏達  学術情報センター, 研究開発部, 助教授 (40172853)
キーワードLAN / デ-タベ-ス / 分散処理 / TCP / IP / X_125 / パケット交換 / ワ-クステ-ション / ゲ-トウェイ
研究概要

本研究は、オンライン情報検索サ-ビスを研究者の手元のワ-クステ-ションから利用する際に機能するゲ-トウェイシステムの実現を主要な目的としている。現在、我国の学術環境では、学術情報センタ-や大型計算機センタ-等により多くのデ-タベ-スがサ-ビスされるようになってきている。しかし、センタ-毎にTSSサ-ビスが異なり、コマンド体系、運用体制に一貫性がないため、利用者の立場からは決して使い易い状況であるとは言い難い。本研究で提案するデ-タベ-スゲ-トウェイとは、利用者とデ-タベ-スセンタ-の中間に位置し、デ-タベ-スにアクセスする際の差異を吸収して統一した利用者インタ-フェ-スを提供するような情報変換システムのことをいう。今後、大学にはLANやワ-クステ-ションの導入が進むと予想されるので、LAN内のゲ-トウェイマシンにこのような機能を搭載することにより、上述のようなサ-ビスを実現することが妥当である。
昨年度に行った、TCP/IPによるゲ-トウェイマシンと外界との接続により、センタ-内のワ-クステ-ション等から自由に広域ネットワ-クを介して接続された外部のマシンへ接続する基盤が確立した。この接続形態はこれらの学術情報ネットワ-クの通信の形態としてもっても柔軟性と発展性に富むと判断される。
一方、デ-タベ-スについては、今後の学術情報流通の主流になると期待される一次情報のアクセスに主眼をおいた。まず、文献デ-タベ-スについては、標準的な検索に必要な機能の整理を行い、これをオブジェクト指向デ-タベ-スのアプロ-チにより、ウィンドウインタフェ-スを実現する際の実現上の問題について検討を行った。プロトタイプの試作としては、文献のフルテキスト/ラスタ-イメ-ジデ-タベ-スの検索を想定したウィンドウ型の利用者インタ-フェ-スを作成して、均質なデ-タベ-ス利用の実現可能性を示した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 勝野 聡: "オブジェクト指向モデルに基く層構造デ-タベ-スシステム" 電子情報通信学会.秋季全国大会(1990年). D-60 (1990)

  • [文献書誌] 勝野 聡: "層構造をもつマルチメディア文書デ-タベ-スシステム" 電子情報通信学会.春季全国大会(1991年). D-96 (1991)

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公開日: 1993-08-11   更新日: 2016-04-21  

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