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1989 年度 実績報告書

自然生活体験学習の実態とその成果に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 01580108
研究機関筑波大学

研究代表者

小畠 哲  筑波大学, 体育科学系, 教授 (00205444)

研究分担者 井村 仁  筑波大学, 体育科学系, 講師 (30203334)
橘 直隆  筑波大学, 体育科学系, 講師 (60148244)
吉田 章  筑波大学, 体育科学系, 講師 (10015852)
飯田 稔  筑波大学, 体育科学系, 助教授 (90114032)
寄金 義紀  筑波大学, 体育科学系, 教授 (80110477)
キーワード自然生活体験学習 / フロンティア・アドベンチャ- / 実態調査 / 教育効果 / 野外教育 / アドベンチャ-・プログラム
研究概要

本研究は、2ヵ年の研究期間において、自然生活体験学習の1つであるフロンティア・アドベンチャ-事業の実態と参加者に及ぼす教育的効果を明らかにすることにより、より安全で効果的なアドベンチャ-・プログラムの展開及び今後の指導者養成に資することを目的としている。
今年度の研究は、フロンティア・アドベンチャ-事業の実態を把握することを目的に、平成元年度に国庫補助を受けた55事例を対象に、各事業の1)ねらい、2)地域・施設、3)プログラム内容、4)指導組織と指導者養成方法、5)健康・安全管理、6)成果、7)問題点について質問紙郵送法で調査を実施した。主な結果は次の通りであった。
1.事業目的は充分に達成できたと評価されている。
2.活動が展開された地域・施設については概ね良好であると評価されている。
3.プログラム内容については、自然環境の理解、参加者の冒険的欲求の充足、発展性のある指導などの点でやや低い評価がみられたもの、概ね良好であると評価されている。
4.指導組織と指導者養成については、事前トレ-ニングの不足が指摘されており、今後は集団運営能力や安全管理技術を身につけた指導者の養成が必要であるとされている。
5.事業の今後の課題としては、長期間にわたる多様な活動が展開できる場所・施設の確保とその指導者の確保・養成、プログラム内容の充実などが大きな課題とされている。

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公開日: 1993-03-26   更新日: 2016-04-21  

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