1.シミュレ-ションモデルの作成 (1)日本語辞書デ-タベ-スの作成 ワ-ドプロセッサ等の日本語処理をシミュレ-トするための辞書デ-タベ-スを作成した。収容語数は約4万54語である。シミュレ-ションによる語のマッチング等が分かりやすく表示できるような構造にしてある。 (2)図書デ-タベ-スの作成 図書検索のシミュレ-ションに使用するモデルとして図書デ-タベ-スで収容数は学校図書館の本、約1500冊である。検索はNDCコ-ド、書名、著者名で検索できるようになっており検索のプロセスが表示されるようになっていて検索手段のシミュレ-トが容易にできる。 (3)表計算シミュレ-ション 表計算のプロセス、デ-タの状態等がシミュレ-トできるようになっており、命令と結果及び動作のシミュレ-ションが容易にできるようにしてある。 (4)グラフシミュレ-ション 表計算シミュレ-ションと連動させても動くようにし、計算結果を棒グラフ、折線グラフ、円グラフに変換する。目的に応じた適切なグラフの選択をするためのシミュレ-ションができるようにした。 (5)コンピュ-タによる制御のシミュレ-ション 入力に温度、光、出力にステッピングモ-タを使用し、自動計測と自動制御がシミュレ-トできるようにした測定結果の表示、制御のプロセスの表示とアクチェ-タの動作を通じて容易にシミュレ-ションができるようにした。 次年度以降は、これらのシミュレ-ションモデルを組み込んだ学習用プログラムを作成する予定である。
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