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1990 年度 実績報告書

中学校段階の情報教育に使用するCAI学習教材の開発

研究課題

研究課題/領域番号 01580268
研究機関北海道教育大学

研究代表者

清水 純一  北海道教育大学附属教育実践研究指導センター, 教授 (10133787)

研究分担者 瀬川 良明  北海道教育大学附属教育実践研究指導センター, 助教授 (60226628)
大久保 和義  北海道教育大学札幌分校, 助教授 (80113661)
キーワード情報教育 / 自動制御 / 情報基礎
研究概要

1.コンピュ-タによる自動制御の教材開発
(1)位置制御の教材・教具の作成
ステッピングモ-タによる位置制御の教具を開発した。
1軸制御、2軸制御、3軸制御の実験用の教具として、ステッピングモ-タの回転角同時制御による教具を作成した。コンピュ-タで作成したパルス信号によって、回転角および回転方向、回転速度を制御し、複雑な動作を制御する実験ができるようにした。時間軸によるシ-ケンシャル制御は、実際の動作をコンピュ-タによるモデルシミュレ-ションによってプログラミングできるようにした。
これによってコンピュ-タシミュレ-ションの学習もできるようになった。また学生による学習実験の結果、予測困難な事象に対するコンピュ-タシミュレ-ションの機能と効果は、シミュレ-ションの理解に対してこの教材が有効であることがわかった。
また、この自動制御の教材は、制御情報の構造、構成が直接効果器の動きに反映するので、制御ロジックの論理的な理解を深めるほか、情報が信号の形で理解しやすいなどの特徴をもっており、現在さらに効果を高めるように学習ソフトを改良中である。
(2)温度制御・光制御
温度センサを使ったコンピュ-タによる自動制御、および光センサによる自動制御の教材を作成した。温度については自動計測も教材化した。温度・光の自動制御は、簡単なスイッチングによる制御であるが、計測は、かなり制度の高い計測が可能であり、アナログな物理量とコンピュ-タが処理するデジタル量の処理が理解できる教材として有効であることがわかった。
2.表計算学習用教材の作成
表計算処理の基本的な原理や構造が学習しやすい教材ツ-ルを作成した。
3.地図デ-タベ-スの作成
デ-タベ-ス学習用のデ-タベ-ス教材として地図デ-タベ-スを作成した。
4.コンピュ-タの機能およびコンピュ-タの社会的役割りを学習するためのCAI学習コ-スを作成した。

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公開日: 1993-08-11   更新日: 2016-04-21  

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