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1989 年度 実績報告書

コミュニケ-ション障害児の診断と教育に関する総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 01626014
研究機関国立特殊教育総合研究所

研究代表者

今井 秀雄  国立特殊教育総合研究所, 聴覚・言語障害教育研究部, 研究部長 (30000285)

研究分担者 石井 武士  福岡教育大学, 教育学部, 教授 (10036866)
詫間 晋平  国立特殊教育総合研究所, 教育工学研究部, 研究部長 (20012552)
松本 治雄  兵庫教育大学, 学校教育学部, 教授 (70000289)
鯨岡 峻  島根大学, 教育学部, 教授 (50032602)
田中 美郷  帝京大学, 医学部, 教授 (70082013)
キーワードコミュニケ-ション障害 / 樹構造表 / 学習障害 / 疎外意識 / 指導法 / 吃音
研究概要

1.用語に関する樹構造表の作成:コミュニケ-ション及びコミュニケ-ション障害に関して、その用語の樹構造表を作成した。その大項目はコミュニケ-ション、同障害、同障害児、同診断、同教育、同福祉、同医療、同研究法である。この樹構造表によってキ-ワ-ドを迸定すれば文献検索を効果的に進めることが可能となる。
2.基本用語の検討:昭和63年度研究成果発表論文集の各報告において用いられている用語について、用語委員会のメンバ-がチェックを行った。その意図は、相互の理解のために必要な用語についてその定義を明らかにするためである。各班にその用語についての定義を求め、「基本用語集(第1版)」としてまとめた。現在、収録されている用語は122の数である。
3.コミュニケ-ション障害に関する現状の分析:次の4課題について、シンポジウム、ワ-クショップを行い、現状の分析を行った。すなわち「学習障害の概念と指導に関する具体的対策「コミュニケ-ション障害と疎外意識の関係」「コミュニケ-ション障害児の指導」「吃音の進展と予後」である。学習障害について概念規定にまだ混乱があり、対策も十分でない。疎外意識は関係をどのように作るかということと関連するが、「関係が楽しめる」ということが重要である。指導の立場では、治療的指導が生活の場へ拡がっていくことが必要である。吃音の予後についても断続研究が求められる。
4.「コミュニケ-ション障害児の診断と教育に関する研究」で行われている研究の分析:樹構造表によって得られたキ-ワ-ドについて、各研究内容を分類してみると、コミュニケ-ションに関するものがキ-ワ-ド数8、それに関わる延べ班数41、診断に関するものがキ-ワ-ド数7、延べ班数36、教育に関するものがキ-ワ-ド数13、延べ班数46である。

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 今井秀雄: "コミュニケ-ション障害児の診断と教育に関する総合的研究" 文部省科学研究費補助金重点領域研究 「コミュニケ-ション障害児の診断と教育に関する研究」平成元年度研究成果発表会発表論文集. 1-4 (1990)

  • [文献書誌] 今井秀雄(編): "学習障害の概念と具体的対策をめぐって" 公開シンポジウム報告書. 1-41 (1990)

  • [文献書誌] 今井秀雄(編): "コミュニケ-ション障害児の指導" 公開シンポジウム報告書. 1-50 (1990)

  • [文献書誌] 今井秀雄(編): "コミュニケ-ション障害と疎外意識の問題ー指導法を考えるためにー" 公開シンポジウム報告書. 1-37 (1990)

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公開日: 1993-03-26   更新日: 2016-04-21  

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