研究課題/領域番号 |
01642014
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研究機関 | フエリス女学院大学 |
研究代表者 |
佐藤 亮一 フェリス女学院大学, 文学部, 教授 (00000406)
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研究分担者 |
沢木 幹栄 国立国語研究所, 言語変化研究部, 室長 (20110116)
菅野 謙 大正大学, 人文学部, 教授 (80186171)
秋永 一枝 早稲田大学, 文学部, 教授 (20063381)
大島 一郎 都立大学, 人文学部, 教授 (80083228)
馬瀬 良雄 信州大学, 人文学部, 教授 (70020518)
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キーワード | 音声 / アクセント / 韻律 / 東京語 / 放送音声 / 標準語教育 / 年齢差 / 音響分析 |
研究概要 |
「都区内の社会的活躍層の音声の収録」では、文節アクセント、および、活用形に関する準備調査表(約1600項目)を作成し、準備調査を実施した。 「アクセントの年齢差に関する検証調査では」、五日市町の高年層話者を対象に準備調査を実施した。 「伝統的東京方言の収録」では、両親ともに都区内で生育し、本人も東京旧市内で生育した70歳以上の話者15名を対象に、650項目の調査・収録を行った。また、語の使用や理解の有無とアクセント変化との関係について考察するために、上記の項目の中から147語を選び、大学生や短大生を中心にアンケ-ト調査を実施した。 [東京語音声の分布調査]では、東京都全域の要地100地点を選定し、話者200名(各地点、高年層・若年層各1名)を対象に、音声・アクセント・韻律に関する200〜300の項目について、調査・録音を実施した。 [放送音声の地域言語に与える影響と標準語教育]では、長野市小田切で各年齢層138名を対象に、130余項目についての調査を実施した。そのほか、小田切小学校の5年・6年生全員(13名)対象に小規模なアクセント教育を実施し、その成果と問題点についての分析に備えた。 [収集したデ-タの音声学的・音響学的・計量言語学的分析]では、アクセント項目の読みと表記から調査票と記録票を印刷するプログラムを作成した。また、馬瀬グル-プの調査結果を入力した。 [放送される音声の韻律的特徴に関する研究]では、アナウンサ-・放送記者などの放送音声資料を収集した。また音声資料の聞きやすさなどの印象と内容理解度について、アナウンサ-(15名)、一般モニタ-(都内の専門学校の生徒100人と、信州大学の学生110人)を対象に印象度調査と理解度調査を実施した。
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