• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1989 年度 実績報告書

衛星・地上データによるアジア・オセアニア地域の大気環境解析

研究課題

研究課題/領域番号 01646001
研究機関北海道大学

研究代表者

岩崎 一孝  北海道大学, 文学部, 助教授 (90176537)

研究分担者 江口 卓  早稲田大学, 教育学部, 非常勤講師
増田 耕一  東京大学, 理学部, 助手 (30181647)
柳町 晴美  信州大学, 経済学部, 講師 (60174554)
キーワードアジア / オセアニア / 大気環境 / 気候 / 降水量分布 / 気候変動 / 衛星データ / グランドトゥルース
研究概要

今年度では、1971年より最新年までの日降水量データ、月降水量データを可能な限り入手し、計算機に入力すること、入手済みのFGGE期間中(1978年12月〜1979年11月)の降水量データを再編集しデータベース化することを目的とした。データ入手のために各国の気象観測機関に手紙を書いたところ、多くの国から好意的な返事が寄せられた。しかし、郵便事情の悪い国や、返事の帰ってこない国もあり、今年度だけで研究対象地域全域のデータを入手することはできなかった。
現在までに、韓国、日本、台湾、ホンコン、フィリピン、マレーシア、タイ、シンガポール、米国領太平洋諸島(グアム島・サイパン島など)のデータが入手できた。また、インドネシア、ミャンマー、ブータンなどについても、一部期間あるいは月降水量データが入手できた。バングラディシュについては料金支払済みであり、データ到着待ちの状態である。さらに、ソ連、中国、インド、オーストラリア、ニュージーランドについては、入手の目度がついており、来年度中に入手予定でいる。未入手の地域でも、ベトナム、パキスタンなどについては入手の可能性はかなり高い。またモンゴル、パプア=ニューギニアについては価格交渉中である。しかし北朝鮮については手紙の送り先住所がわからない状態であり、またカンボジアもデータ入手の目度が全く立っていない。
入手したデータのうち、印刷物については、まずパーソナルコンピュータに入力し、大型計算機上で整理、編集した。また、FGGE期間中の全域や、インドシナ半島などについては、分布図作成も始めている。
これらの成果については、重点領域研究「衛星による地球環境の解明」第2回シンポジュウムで発表した。

研究成果

(1件)

すべて その他

すべて 文献書誌

  • [文献書誌] 岩崎一孝: "衛星・地上データによるアジア・オセアニア地域の大気環境解析" 重点領域研究「衛星による地球環境の解明」第2回シンポジュウム予稿集. (1990)

URL: 

公開日: 1993-03-26   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi