研究課題/領域番号 |
01646007
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
高木 幹雄 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (30013113)
|
研究分担者 |
横山 隆三 岩手大学, 工学部, 教授 (60005395)
杉森 康宏 東海大学, 海洋学部, 教授 (90013581)
広沢 春任 宇宙科学研究所, 教授 (50013644)
浅井 冨雄 東京大学, 海洋研究所, 教授 (80025288)
村井 俊治 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (10013179)
|
キーワード | 地球環境 / リモートセンシング / マイクロ波リモートセンシング / 海洋学 / 気象学 / 水文学 / 土地利用 / 情報処理 |
研究概要 |
地球環境の諸現象は、水圏、気圏、地圏、生物圏が相互に複雑に作用しあっており、従来の独立した学問体系の中では、全地球的な現象の解明に限界がある。重点領域研究「衛星による地球環境の解明」では、工学系及び理学系の研究者が協力して、境界領域の新しい学術的基礎研究を行い、全地球的な規模で地球を総合的に観測する手段である衛星を用いた地球環境の計測と処理手法を確立することを目的として、衛星による地球生物環境の変動解明(気圏・地圏の相互作用)、陸域における水循環過程の解明(気圏・水圏、気圏・地圏の相互作用)、大気・海洋相互作用系のリモートセンシング、マイクロ波による地球環境計測、地球環境情報の高度情報処理技術を取上げ、計画研究及び公募研究により研究を推進した。本研究は、総括班として、諸研究が有機的に推進されるよう主導的な役割を果たして来た。実績としては、 1.シンポジウムの開催と研究成果の印刷公表:年度当初に各班の計画内容の紹介と研究推進の上での協力関係を進めるためにシンポジウムを開催した。又、年度末にシンポジウムを開いて中間成果を発表し、多数の外部からの参加者があった。その成果を印刷公表した。 2.総括班会議の開催:総括班会議を数回開き、研究全体を総観し、指向する方向の策定に役立てた。ISYに積極的に寄与することにした。 3.ワークショップの開催:多くの班が関与して行う共同研究などに関し、7ワーキンググループを設置し、随時ワークショップを開催し、効率的な研究の進展を図った。又、各グループでも中間にワークショップを開き、研究の進展状況の報告と討議を行った。 4.ニューズレターの発行:ニューズレターを3回発行し、会合案内、報告、研究速報、世界における関連情報などを掲載し、外部にも多数配布し、好評を得た。
|