研究課題/領域番号 |
01810003
|
研究種目 |
試験研究(B)
|
研究機関 | 北海道教育大学 |
研究代表者 |
宇田川 拓雄 北海道教育大学, 教育学部・函館分校, 助教授 (30142764)
|
研究分担者 |
石橋 雄一 日本電気(株), 情報処理システム技術本部・応用システム部, 主任
太田 博雄 東北工業大学, 工学部, 助教授 (90077503)
中村 紘司 北海道教育大学, 教育学部・函館分校, 教授 (40007563)
|
キーワード | 統計 / デ-タ解析 / チュ-タ-システム / EWS / パッケ-ジ / シミュレ-ション |
研究概要 |
1デ-タ解析チュ-タ-システム開発のための要求分析を行った。使用者は誰か、必要とされる状況はどうか、水準や内容や提示方法はどうあるべきか、例示デ-タの収集・整理はどのように行うべきかなどを明確にした。 2研究成果を学会、論文等で発表して専門家の意見をきいた。 3実験セミナ-については予定会場(東北大学大型計算機センタ-)で機材が年度末にならないて揃わないことが判明したことと、EWS上でのチュ-タ-の開発が遅れているため、今年度はやむなく中止した。 4EWSは当初の予想に反し、使いやすいソフトウェアが余り発表されず、現時点ではEWS上での開発は困難であるという結論に達した。 5チュ-タ-を次の方針で作成することにした。 (1)パソコン(Mac)とハイパ-カ-ドで作る。 (2)シミュレ-ションについては既存の統計パッケ-ジを利用する。 (3)既存パッケ-ジにない手法はPascalなどで自作する。 (4)デザインや機能を統一して手分けして作る。 (5)函館分校(Macのシステムが30台まとまっている)で、実際のデ-タ解析法の授業の教材として使えるように設計する。 (6)各分析手法のチェック項目や要件(その手法を使う際の必要条件)が満たされないとき、どうすベきかをチュ-タ-にする。「○○ならば問題である、○○ならば使えない」という場合、もしもその「○○」ったとき、ユ-ザ-はどうすべきかの指示を、「××とした方がよい、普通は××することが多い」などとしてチュ-タ-にとりこむ。」このような専門家の勘や経験を整理体系化することが、本研究の中心的テ-マである。
|