研究課題/領域番号 |
01810004
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研究種目 |
試験研究(B)
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
中山 和彦 筑波大学, 電子・情報工学系, 教授 (50091913)
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研究分担者 |
余田 義彦 東京家政学院筑波短期大学, 情報処理科, 助教授 (20191653)
木村 捨雄 鳴門教育大学, 学校教育部, 教授 (90000059)
東原 義訓 筑波大学, 電子・情報工学系, 助手 (90143172)
山本 順人 筑波大学, 電子・情報工学系, 助手 (30111090)
海老原 義彦 筑波大学, 電子・情報工学系, 助教授 (00101155)
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キーワード | インテリジェントスク-ル / 校内ネットワ-ク / 教材開発 / 教員訓練 |
研究概要 |
〔試験研究〕 インテリジェント・スク-ル用ソフトウェアの設計と開発を行った。とくに、児童・生徒のための従来の電子メ-ルの仕様を発展させ、プロトタイプを開発した。このメ-ルシステムの特徴は、次の通りである。(1)児童・生徒にとっては文字だけの情報のやり取りでは不十分であるので、図形を含むメ-ルが必要である。そのため、図形と文字を含む電子メ-ルとするが、そのデ-タ構造はCAIのコ-スウェアのデ-タ構造と一致させる。(2)電子メ-ルを作成するときに必要となる部品デ-タをデ-タベ-スから検索することができる。 インテリジェント・スク-ルの情報コンセントに接続されるコンピュ-タは異なる機種となることを前提とする必要がある。そのためには、ソフトウェアの互換性の問題を解決しておかなければならない。本研究では、MSーDOSマシンを対象として、互換性の問題を解決する共通ドライバ-を開発し、このドライバ-を容易に利用できるC言語ライブラリを完成させた。このライブラリを利用して開発されたプログラムは異なるコンピュ-タで稼働する。今後、このライブラリを利用したインテリジェント・スク-ル用プログラムの開発が期待できる。 インテリジェント・スク-ルの実現に必要な教師の訓練を行った。その結果、解決すべき点が明らかにされた。その主なものを次にあげる。(1)中学校の教員は教科の壁を取り払うことに抵抗感があり、インテリジェント・スク-ルの実現に積極的になりにくい。(2)小学校の教員に比較し、中学校の教員は従来の一斉指導以外の指導法の導入に積極的でない場合が多い。学校環境の情報化やソフトウェアの準備を進めても、この教員の意識に関わる問題を解決する方策を早急にたてなければインテリジェント・スク-ルの実現は困難である。
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