研究課題/領域番号 |
01850013
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研究種目 |
試験研究
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
神谷 武志 東京大学, 工学部, 教授 (70010791)
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研究分担者 |
田中 稲実 東京大学, 工学部, 助手 (90134460)
小林 孝嘉 東京大学, 理学部, 助教授 (60087509)
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キーワード | 半導体レ-ザ / 超短光パルス / サンプリング計測 / 電気光学効果 |
研究概要 |
研究の目的 半導体レ-ザの高速パルス発振特性を利用してレ-ザプロ-ブビ-ムによる高時間分解能、高空間分解能をもつ非接触電気測定の実現を目指す。 実施経過 (1)利得スイッチングによる半導体レ-ザからの超短パルス発生とその最適化:半導体レ-ザの最適構造を選択することにより、量子井戸レ-ザを用いて4ピコ秒以下、ファイバによる圧縮技術により、7ピコ秒以下を達成した。 (2)繰り返し現象の励起とプロ-ブ用パルスの同期:複合MSMフォトダイオ-ドにより、半値全幅20ピコ秒の電気パルス発生に成功した。 (3)サブピコ秒モ-ドロックレ-ザシステムを用いた光サンプリング用要素技術の評価:色素レ-ザを用いた新しいポンプアンドプロ-ブ法によって時間分解分光的デ-タ収集の改良を図った。 (4)半導体レ-ザを励起用パルス光源およびプロ-ブ用パルス光源として用いた場合の相互同期特性の評価と単体高速電子デバイス測定への適用:電気光学サンプリングの一例としてコムジェネレ-タ出力波形を観測した。 (5)ICプロ-ブ用ステ-ジを用いた光サンプリング装置の設計:半導体レ-ザ2台同期運転可能な装置の試作をすすめている。
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