研究課題/領域番号 |
01850071
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研究種目 |
試験研究
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研究機関 | 神奈川大学 |
研究代表者 |
末武 国弘 神奈川大学, 工学部, 教授 (40016241)
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研究分担者 |
遠藤 信行 神奈川大学, 工学部, 教授 (20016801)
辻野 次郎丸 神奈川大学, 工学部, 教授 (20078299)
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キーワード | CAI / CAIコ-スウエア / 孫悟空方式 / ベ-シック・プログラミング / CAIコ-スウエアの制作技術者 / コ-スウエア展開方法 / 日本・中国の協力 / 高等教育 |
研究概要 |
現在、国内外の教育界、産業界で、良質の〔CAIコ-スウエア〕の多数開発が重要課題の一つとして関心を持たれているが、それには〔多額の費用〕と、〔多くの日数〕と、また〔多数の良い人的パワ-〕が必要で、これが大きな課題になっている。 この研究の目的は、我々が先に開発した〔孫悟空方式(〔多数かつ良質のCAIコ-スウエアの製作技術者〕を〔教育工学的手法〕によって短期間に育成して、コ-スウエアを多量に製作する手法〕〕を適用して、我々ばかりでなく、中国の〔上海建築材料工業学院〕のスタッフと協同して、良質のCAIコ-スウエア(日本語版、中国語版)を多量に制作し、日中両国の高等教育向上へ貢献することにある。 基礎研究としては、上記の〔孫悟空方式〕を多数の神奈川大学の卒業研究の学生に適用して、今までに7本の〔良質なCAIコ-スウエア〕のシリ-ズ物〔基礎電気回路〕を製作した(なお、続編6本を制作中)。 神奈川大学、電気通信普及財団、NECの援助によって、上記のCAIプログラム中の一つを中国語に翻訳して、1988年10月に、これを中国の上海建築材料工業学院の大学生(80名)に学習してもらう実験を行ない成功を納め、これを契機として、同大学に〔CAI開発グル-プ(コ-スウエア制作者:4名、翻訳者:2名)〕が発足した。このグル-プに対し、上記の〔孫悟空方式〕を適用して、1年間という短期間に、CAIコ-スウエア〔基礎電気回路:過渡現象〕がほぼ完成した。 この場合の〔孫悟空方式〕として、上記スタッフの養成訓練に次のことを行った。 〔a:末武、王の〔CAI制作手法の論文〕の学習。 〔b:ベ-シック・プログラミングの学習〕。 〔c:日中両国の文章の〔表現方法〕の違いの学習〕。 〔d:コ-スウエア展開方法の学習〕。 〔e:プログラミング制作支援ソフトの提供〕。 〔f:上記コ-スウェアの試作(目下続行中)。
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