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1989 年度 実績報告書

運動インピ-ダンス可変前腕電動義手の開発

研究課題

研究課題/領域番号 01850088
研究種目

試験研究

研究機関名古屋大学

研究代表者

伊藤 正美  名古屋大学, 工学部, 教授 (30023021)

研究分担者 西岡 研一  (株)今仙技術研究所, 技術課長
三田 勝巳  愛知県心身障害者コロニー, 発達障害研究所, 室長 (40100169)
加藤 厚生  愛知工業大学, 助教授 (40064935)
土屋 和夫  労災リハビリテーション工学センター, 所長
伊藤 宏司  広島大学, 工学部, 助教授 (30023310)
キーワード電動義手 / 運動インピ-ダンス / 筋電 / 前腕義手 / 超音波モ-タ-
研究概要

(1)インタフェ-ス部設計・製作
1)操作信号用筋電処理装置…動作パタ-ン識別アルゴリズムの並列処理プログラムをC言語で開発し、インプリメンテ-ション中である。また、EMGは断端の形状・発汗あるいは装着状態により変化するので、乾式電極を用いて識別アルゴリズムをテストしている。
2)義手コントロ-ラ…双線形機構をベ-スにインピ-ダンス制御方式を取り入れる。安全装置、ロック機構の組み込みのための制御回路を開発中である。
3)筋電処理装置・義手コントロ-ラの計算負荷が当初の予測より大幅に増加しそうである。ディジタル信号プロセッサ(DSP)の使用を検討している。そのため、コントロ-ラの小型・軽量化が問題である。
(2)電気義手設計・製作
1)超音波モ-タを組み込むための機構設計に時間がかかり、義手の試作が当初より遅れたが、目標仕様を達成することができた。特に可搬重量、保持力、動作速度は目標仕様を上回ることができた。動作音もなく、サイズも人間の手と同じである。現在は動作テストを繰り返し、細部の改良、耐久性を検討している。
2)今後は、できるだけ早期に筋電処理装置・義手コントロ-ラを使って、実際に義手の制御実験を行なう予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 加藤厚生: "弾性負荷条件下で等速度運動する筋の粘弾性変化" 電子情報通信学会論文誌. (1990)

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公開日: 1993-03-26   更新日: 2016-04-21  

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