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1989 年度 実績報告書

コンピュ-タ支援による鍛造工程設計システム

研究課題

研究課題/領域番号 01850156
研究種目

試験研究

研究機関大阪大学

研究代表者

小坂田 宏造  大阪大学, 基礎工学部, 教授 (50031109)

研究分担者 加藤 隆  広島大学, 工学部, 助教授 (90093012)
森 謙一郎  京都工芸繊維大学, 工芸学部, 助教授 (80127167)
工藤 英明  東京電機大学, 工学部, 教授
品川 一成  大阪大学, 基礎工学部, 助手
中村 示  大阪大学, 基礎工学部, 助教授 (10029431)
キーワード鍛造 / 工程設計 / エキスパ-トシステム / シミュレ-ション / 有限要素法 / ニュ-ラルネット
研究概要

1.工程設計エキスパ-トシステムの構築
(1)工程の創製方法および工程の評価方法を提案した。
(2)形状が複雑である熱間鍛造製品のパタ-ン認識として、実際の製品形状情報をイメ-ジスキャナで取り込み、製品の類似度を計算するパタ-ン認識関数を求めて近似的なパタ-ン認識をするという方法を考案した。
(3)エキスパ-トシステムのル-ルを作成すための鍛造専門家の知識獲得が、生産準備時間の短縮、新製品及び新素材に対する需要の増大にともない困難な状況になっているため,FEMシミュレ-ションを用いて解析デ-タの蓄積を行い、工程ル-ルに関する知識ベ-スの不足を補うという方法を提案した。また、実際にデ-タベ-スを作成した。
(4)FEMシミュレ-ションにより作成したデ-タベ-スから、多変量解析およびニュ-ラルネットの手法を用いて知識ベ-スの構築を行った。
2.シミュレ-ションシステムの作成
提案された工程をコンピュ-タで検証するため、設計エキスパ-トシステムのデ-タをFEMシミュレ-ションに受渡し、材料変形のシミュレ-ションを行なった。工具応力計算、表面上の欠陥の発生の予測から工程の評価を行った。
3.物理シミュレ-ションシステムの作成
60トンクランクプレスによる実験装置を完成した。

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] Guobin Yang: "An Expert System for Process Planning of Cold Forging" Proceedings of the 3rd International Conference on Technology of Plasticity. (1990)

  • [文献書誌] Kozo Osakada: "Expert System for Cold Forging Process Based on FEM Simulation" Annals of the C.I.R.P. (1990)

  • [文献書誌] 小坂田宏造: "FEMシミュレ-ションを用いた冷間鍛造用エキスパ-トシステム" 第40回塑性加工連合講演会講演論文集. 543-546 (1989)

  • [文献書誌] 小坂田宏造: "スプライン成形の有限要素シミュレ-ション" 第40回塑性加工連合講演会講演論文集. 265-268 (1989)

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公開日: 1993-03-26   更新日: 2016-04-21  

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