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1990 年度 実績報告書

ダム群シミュレ-ション等を可能とする情報ネットワ-クセンタ-の開局とソフトの開発

研究課題

研究課題/領域番号 01860030
研究機関愛媛大学

研究代表者

福本 潤一  愛媛大学, 農学部, 助手 (40145066)

キーワードシステム / ネットワ-ク / LAN / BBS / シミュレ-ション / TNC / デ-タベ-ス / 貯水池
研究概要

今年度は、昨年度の1回線による試験的開局をふまえて、同時に3回線以上の通信網からアクセスして各回線の制御を同一ホスト(PC9801T)で制御することが可能となり、現在「愛大ネット」と命名した情報ネットワ-クセンタ-を開局し運営している。この本格的開局は、平成3年1月2日からである。このネット局のホストパソコンは、愛媛大学の水利学研究室内におかれており、内線、外線の電話回線網でアクセスすることができ、3月11日現在のアクセス会員数は180人に上っている。また、残りの一回線を切り替え器によって3分岐させ、1つは、もう1台のホストマシンPC9801ESと連結、1つは無線によるRBBS、もう1つは、FAX用に切り替えることにより、実質5回線を実現することができている。現在ダム群シミュレ-ションソフト及び検索用ソフトは、ホストのファイルシステムに載せる事により実現できている。シミュレイションのオンライン可視化には、まだ至っていないので、継続してソフト開発をしていく予定である。このファイルシステムには、愛媛県内の町別色塗り地図、重回帰分析プログラム、気象デ-タなど100種類近くのソフト、デ-タを登録している。副産物としての電子会議室の方が現実の運用において会員の要望がつよく、学生のレポ-ト提出、愛大留学生との英文による交流をする「地球村」会議室、農業問題に関する討論を行う「農業.農学に思う」という会議室、地球環境問題などを討議する「環境問題に思う」という会議室などがよくアクセスされているという現状である。今後、JUNETとか、デ-タベ-スとして豊富なグリ-ントピア計画による肱川流域情報ネットワ-ク他ホストとのゲ-トウェイによる連結もさらに計画していくことにする。

  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 福本 潤一: "新システムになった分室とJUNET,愛大ネット" 愛媛大学情報処理センタ-農学部分室報告. 9. 2-4 (1991)

  • [文献書誌] 福本 潤一: "愛大ネット開局の案内と操作方法の解説" 愛媛大学情報処理センタ-農学部分室報告. 9. 7-18 (1991)

  • [文献書誌] 福本 潤一: "道前・道後地区の農業水利システムの研究" 日本農業土木総合研究所学術調査報告. 63. 60-63 (1989)

  • [文献書誌] 福本 潤一: "貯水池群の統合的運用における操作単位時間の検討" 日本農業土木総合研究所学術調査報告. 63. 63-68 (1989)

  • [文献書誌] 福本 潤一: "設定された計画基準年のハイドログラフのパタ-ンの違いによる豊水水利権への影響の考察" 日本農業土木総合研究所学術調査報告. 63. 68-70 (1989)

  • [文献書誌] 福本 潤一: "農業水利システム更新時における水利権の課題の検討" 日本農業土木総合研究所学術調査報告. 64. 48-50 (1990)

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公開日: 1993-08-11   更新日: 2016-04-21  

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