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1989 年度 実績報告書

ファジイ理論および自己発見的組織化法に基づく農機インタ-フェ-ス設計システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 01860036
研究種目

試験研究

研究機関石川県農業短期大学

研究代表者

村瀬 治比古  石川県農業短期大学, 農業工学科, 助教授 (20137243)

研究分担者 大角 雅晴  石川県農業短期大学, 農業工学科, 助手 (40203715)
桶 敏  石川県農業短期大学, 農業工学科, 助手 (80177203)
キーワードファジィ理論 / 自己発見的組織化法 / GMDH / 数値インタフェイス
研究概要

本研究の目的は、植物生産技術における主要素である植物・機械・環境に対して、各々の要素を整合するインタ-フェ-スを設計する実用的なシステムを開発することである。今日まで、農業機械の研究者および技術者により、植物-機械-環境系の各々の要素についての研究が重ねられ多くの成果が蓄積されている。今後は、その様な要素個別の研究開発に加え、要素間を結合するあるいはそれらを整合する普遍的方法論の確立とその応用技術の開発が急務と考えられる。そこで、本年度は、研究の開発段階として次のような具体的研究目的を設定した。ファジィ理論および発見的自己組織化法(GMDH)を植物-機械-環境系へ適応するための基礎研究に必要な植物-機械-環境系のシミュレ-タとしての装置を設計製作するとともにファジィGMDHと植物-機械-環境系のリンク法に関する基礎研究を行った。具体的には、1)ファジィGMDHに関する基礎研究(文献検索、適応モデルの選択、基本アルゴリズムの開発)、2)シミュレ-タの設計製作((1)実験システム、植物栽培が可能な人工気象器、土壌槽、小型高性能のマニピュレ-タを設置したシステムを基本としシミュレ-タはデ-タロガ-を介した計測制御用コンピュ-タにより管理され、研究の各ステ-ジで必要なデ-タの収集と実験管理を行う(2)計測制御および分析システム:シュミレ-タの制御とデ-タ計測の制御用に共するコンピュ-タ、環境要素計測システム・植物生理計測システム・機械系力学要素計測システム、画像デ-タ収集システムから成る)、3)インタ-フェ-ス設計システム開発の予備実験((1)植物-機械システム:(2)環境-機械システム、(3)植物-環境システム:人工気象器内で生育する水耕植物の養液水ポテンシャルと根の生育に関するデ-タを収集しシステム開発に供する)など3主要基礎研究について研究実施計画に基づいて研究を遂行した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 村瀬治比古: "3次元代用電荷法による植物組織のファジィヤング率の推定" 農業機械学年次大会講演要旨. (1990)

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公開日: 1993-03-26   更新日: 2016-04-21  

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