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1990 年度 研究成果報告書概要

公衆衛生情報システムの実用化

研究課題

研究課題/領域番号 01870030
研究種目

試験研究(B)

配分区分補助金
研究分野 公衆衛生学
研究機関神戸大学

研究代表者

住野 公昭  神戸大学, 医学部, 教授 (90030832)

研究分担者 内藤 公一  兵庫県三木保健所, 所長
山本 良二  神戸大学, 医学部, 助手 (30135785)
福島 徹  神戸大学, 総合情報処理センター, 講師 (20142325)
森 英樹  姫路独協大学, 教養部, 教授 (50030896)
研究期間 (年度) 1989 – 1990
キーワード公衆衛生情報システム / デ-タベ-ス / ランキングマップ
研究概要

高齢化が進む今日、それに伴う疾病構造の変化、更に健康に対する意識もまた変化している。これら医療をとりまく環境の下において医学も治療医学から予防医学への転換が重要視されている。従って、地域の健康状態の把握に役立つ保健・医療情報システムの存在は地域の保健・医療に従事する医師、保健婦、行政担当者にとって必要であろう。そこで既存の統計情報を地図化する機能に追加して、地域で発生したデ-タをデ-タベ-ス化、地図表現、表作成を簡単なコマンドで実行できるシステムを開発した。そのシステムの機能は以下の通りである。
1 デ-タベ-ス操作サブシステム
2 会話型検索サブシステム
3 図形表示(地域の地図)サブシステム
以上3つの会話的に操作が出来るサブシステムにより構成されている。
本システムの特徴は既に開発されている地域医療情報支援システム(大型コンピュ-タ上)と異なり、パ-ソナルコンピュ-タ上に担当者独自の地域デ-タベ-スの構築、そして部局全体の地域デ-タベ-ス構築を行い、図形表示サブシステムのランキングマップ機能や、会話型検索サブシステムを利用し地域の公衆衛生情報の分析を簡単に行うことが可能である。
これらのサブシステムを利用することにより、保健所や行政の第一線で活動している担当者が、地域の問題発見、問題解決のための意志決定の道具として使用することが出来る。
なお、このシステムの提供はフロッピ-ベ-スで供給される

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 味木 和喜子: "パソコンで利用できる公衆衛生情報システムの試作ー地域保健医療支援情報システムー" 日本公衆衛生雑誌. 36. 38-38 (1989)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [文献書誌] Wakiko, Ajiki: "Development of Public Health Information System for Personal Computer - Regional Health and Medical Information System -" Japanese Journal of Public Health. 36-10,. 38, (1989)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より

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公開日: 1993-08-12  

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