研究課題/領域番号 |
01870066
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研究種目 |
試験研究(B)
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
松井 宣夫 名古屋市立大学, 医学部, 教授 (40009569)
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研究分担者 |
吉田 行雄 名古屋市立大学, 医学部, 助手 (00220624)
藤吉 文規 名古屋市立大学, 医学部, 助手 (60173481)
伊藤 貴 名古屋市立大学, 医学部, 助手 (90151513)
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キーワード | 関節鏡 / 関節軟骨 / 変性 / 画像処理 / 極小関節鏡 / 定量的評価 |
研究概要 |
昭和61年度から昭和63年度に文部省科学研究費補助金による開発した直径1.5mm極小関節鏡と直径2.7mm小関節鏡を使用して平成2年度に行った局所麻酔下外来関節鏡検査は79症例82関節で、その内訳は膝節関73、指関節6、手関節1、足関節1、足趾関節1であった。また従来からある直径4.0mm、および4.9mmの関節鏡を使用して中央手術室にて130症例、143関節、膝関節76、股関節49、肩関節6、指関節6、足関節3、手関節1、肘関節1、の関節鏡視を行った。得られた関節鏡像は、関節鏡カメラより直接VIDEO信号をVIDEOデジタライザ-に取り込み数値化したものをパ-ソナルコンピュ-タ-に取り込み光ディスク装置に保存するのが理想的だが、外来内視鏡室、中央手術室への移動が困難なため一部はVIDEOフロッピ-にVIDEO信号を取り込み保存し、これらを最大エントロピ-法を用いて画像スペクトル測定を行ない関節軟骨変性度指標の標準値を作成した。 またこれらの情報を32bit microcomputerへの移植を行ないより高度な画像処理の開発をすすめると同時に来年度試作予定の画像処理機能付関節鏡カメラの開発に向けての準備を行った。
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