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2002 年度 実績報告書

異文化間コンテクストにおけるアフリカン・ディアスポラ音楽としてのブルースの民族誌的研究

研究課題

研究課題/領域番号 01F00888
研究機関東京外国語大学

研究代表者

小田 淳一  東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 助教授

研究分担者 OEHLER Susan Elizabeth  東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 外国人研究員
キーワードブルース / アフリカン・アメリカン / ガーナ / エヴェ族 / ディアスポラ
研究概要

1.資料の収集
アフリカン・アメリカンブルース及び,西アフリカ・ガーナ文化に関する資料の収集を,受入機関である東京外国語大学の他,東京大学教養学部太平洋アメリカ研究センター,国立音楽大学,国立民族学博物館等で行った.大部分の雑誌論文資料については国立情報学研究所のWebcatを通じて情報を入手した上,大学図書館相互利用制度による複写サービスを受けた.
2.臨地調査
日本国内では,異文化におけるブルース受容研究の一環として,来日した米国のブルース・バンド2組(ビリー・ブランチ及びバディー・ガイの各バンド)の取材を東京において行った.また,2003年夏にガーナ共和国で行う予定の臨地調査の準備として,ガーナ大学の国際アフリカ音楽・舞踊センターやアフリカ研究センターの研究者らと連絡を取り,調査スケジュールの調整や調査協力の依頼を行った.
3.研究成果のまとめ
下記の研究報告一覧のペーパー作成の他に,学位論文改訂版の出版計画について,イリノイ大学出版会の2名のエディタと協議を続けている.
4.研究報告一覧(口頭報告)
国立民族学博物館において,H.El-shamy客員教授の報告に対するコメンテータとして,学際的文化研究のコンテクストにおける民俗学についての報告を行った(2002年6月).
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同研究プロジェクト「修辞学の情報学的再考」において,ブルースのフィーリングと形式についての報告を行った(2002年7月).
米国コロラドで行われた米国民族音楽学会年次総会において,黒人のブルース演奏に対する白人の聴き手に関する研究の報告を行った(2002年10月).
上智大学比較文化学部において,アメリカ黒人の伝統におけるキリスト教礼拝音楽の変容についての招待講演を行った(2002年12月).

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Susan Elizabeth OEHLER: ""The Blues in Transcultural Contexts."(38pp.),in African American Music : A History (Mellonee V. Burnim and Portia K. Mauktsby, ed.)"New York : Routledge(印刷中). (2003)

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公開日: 2004-03-26   更新日: 2016-04-21  

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