研究課題
平成2年9月初めから10月半ばまでの40日間、加納、田中、水野の3名がインドネシアに赴き、ムビヤルト、ジョコ・スルヨおよびガジャ・マダ大学の支援スタッフと協同して現地調査を実施して、以下の作業を滞りなく終了した。(1) 今世紀初めのチョマル郡(District Comal)に該当する地域、すなわち現在の中ジャワ洲プマラン県内のウルジャミ、チョマル、アンペルガディン、ボデ-の4郡における各種統計デ-タの収集。(2) 同地域内の6か村(ウルジャミ郡プサントレン村、チョマル郡ススカン村、アンペルガディン郡チビユック村、カラン・テンガ-村およびウォノギリ村、ボデ-郡カラン・ブライ村)の中から無作為抽出された500世帯の農家についてのセンサス調査の実施による、比較分析のための基礎デ-タの収集。(3) うち2か村(プサントレン村およびカラン・テンガ-村)での、200世帯に対するより詳細な質問表による農家経済聞き取り調査の実施。以上のうち、センサス調査のデ-タについては、ガジャマダ大学側でパソコンによるデ-タベ-スへの入力作業を終了し、現在日本側でその再点検と分析の作業に着手している。また農家経済調査のデ-タは、直接日本側でデ-タベ-ス化の作業を進めており、平成3年度前半以内にその分析を終える予定である。
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