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1990 年度 実績報告書

組織と情報システムの設計における異文化間比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 02045044
研究機関中京大学

研究代表者

日比野 省三  中京大学, 社会学部, 教授 (50065215)

研究分担者 CURTIS Terry  カリフォルニア州立大学, チコ校・コミュニケーション学部, 教授
丹羽 敏行  中京大学, 社会学部, 教授 (00024266)
キーワード価値システム設計 / 異文化要因 / 価値次元 / システム設計
研究概要

本研究は、組織と情報システムの設計における文化的側面を国際比較によって明らかにしようとしたものである。
1990年度は、次の点に関して日米共同研究を実施した。
1.システムと文化との関連:文化がどんな形でシステム設計に影響を与えるか?システムと文化的側面、システムと価値次元についての検討。
2.システム設計における価値次元導入の方法、価値志向システム設計法の検討。
3.日米における価値次元の実証研究:実証研究として、今年度は次の2つの方法にて予備調査を実施した。
(1)SCモデルによる日本人、米国人の心の構造調査:SCモデルによるアンケ-ト調査を、日米の大学生、大学院生を対象に実施。予備調査として、仮説検証を行った。その結果アメリカ人は、コア-型、日本人は、シェル型であることが実証された。
(2)内容分析法により、日米の価値観の比較研究を行った。米国側は、ウォ-ルストリ-トジャ-ナル、日本側は、日本経済新聞を対象に、1990年1月より一年間において、日本の文化特性を表す次のキ-ワ-ドに関して、内容分析を行った。そして、その違いにより、産業経済界における文化意識の違いを推定した。
日本 Dependence Improvement Ambiguity
米国 Independence Breakthrough Rationality
本年度は、丹羽教授が渡米し、テリ-カ-ティス教授と打ち合わせを行い、アメリカでの調査を実施した。日本での調査は日比野教授が実施し、日米双方で分析された。新聞の内容分析は、コンピュ-タ検索により、日米双方で実施された。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 日比野 省三,丹羽 敏行,テリ-・カ-ティス: "内容分析法による日米の価値観の比較" 中京大学社会学部紀要. 6ー1. (1991)

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公開日: 1993-08-11   更新日: 2016-04-21  

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