研究分担者 |
中西 和夫 福井医科大学, 助教授 (10094434)
河田 光博 京都府立, 医科大学, 助教授 (60112512)
上田 龍三 愛知がんセンター, 化学療法, 部長 (20142169)
小路 武彦 長崎大学, 医学部, 講師 (30170179)
向井 清 国立がんセンター, 病理, 室長 (20190837)
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研究概要 |
(1)合成オリゴヌクレオチドプロ-ベ又はトランスクリプションベクタ-を用いた標識RNAプロ-ベを用いた組織内mRNAの局在を検出するin situ hybridization法は共にantiーsense,senseプロ-ベを作製し得,特異性が高い。班員により両方法によるin situ hybridization法が基本的には確立された。 (2)in situ hybridization法および抗体利用による遺伝子産物の測定の検出により,両方法の測定の半定量化を行った。 (3)大腸がん,肺非小細胞癌組織にてp53のmRNAおよび蛋白を組織内に検出し,病変部の臨床病理所見と合わせて検討しその有意の関連性を明らかにした。 (4)EBVゲノムの上咽頭癌細胞内における局在およびHPV16E6,7遺伝子の同遺伝子導入トランスジエニックマウスより発生した腫瘍内での発現を共にin situ hybridization法により検出証明した。 (5)リンパ系におけるIgおよびTCR遺伝子再構成のリコンビネ-ス関連遺伝子RAGー1およびRAGー2の発現をリンパ系組織にてin situ hybridization法で調べその組織内分布を明らかにした。
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