研究課題/領域番号 |
02260104
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
柳田 充弘 京都大学, 理学部, 教授 (80025428)
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研究分担者 |
池田 穰衛 農業生物資源研究所, 室長
広瀬 進 国立遺伝学研究所, 助教授 (90022730)
木南 凌 新潟大学, 医学部, 教授 (40133615)
西本 毅治 九州大学, 大学院医学系研究科, 教授 (10037426)
水野 重樹 東北大学, 農学部, 教授 (90112903)
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キーワード | 染色体 / ゲノム / 細胞増殖 / 複製 / DNA / ダイナミズム / 動態制御 / 構築 |
研究概要 |
本研究の目的は3つの研究項目、1.染色体編成と人工染色体、2.染色体ドメインの機能構造、3.染色体の動態制御の研究の総括と推進にある。平成2年5月に総括班、計画研究班、公募研究の各班員に「連絡メモ」を発送し、平成2年度の班会議、公開シンポジウム、総括班会議の予定を知らせた。8月27日ー29日に宮城県蔵王ハイツで第1回合同班会議を開催した。ハ-ドスケジュ-ルであったが、全班員が一堂に会して研究成果の発表と活発な討論を行なった。参加者は56名であった。班員相互の交流を大いに促進した。1.領域内の研究開始状況、2.領域を促進するための問題点、3.今後の推進方策の3項目からなる報告書を作成し、文部省に提出するとともに総括班員に送付した。11月15日(木)名古屋大学農学部水野猛教授を世話人として、愛知厚生年金会館で公開シンポジウム「染色体ダイナミズム」を開催した。参加者は58名であった。総括班会議の開催:8月28日(火)蔵王ハイツにて総括班幹事会を開き、研究開始状況報告書の作成、公開シンポジウム、染色体ワ-クショップ等につき相談を行なった。また11月15日愛知厚生年金会館にて第1回総括班会議を開催し、平成2年度の研究経過の報告の後、成果とりまとめの様式、染色体ワ-クショップの後援、平成3年度の研究計画について討議の上、それぞれ了承された。サ-キュラ-の発行:No1、No2、No3を発行し、全班員に配布するとともに文部省に送付した。ワ-クショップの後援:平成3年2月18ー20日に三重県湯の山希望荘で開催された第8回ワ-クショップ「染色体の構築」を共催、講演要旨集を作成した。研究成果報告:総括班会議での決定により、初年度の研究成果報告は、各班員の研究成果の概要、主要な論文の標題とサマリ-、学会、シンポジウム等の講演要旨をもって構成することとし、各研究の最近の状況を把握することを主たる目的とした。
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