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1991 年度 実績報告書

日本の近代化に果したロシア、スラヴ文化の役割に関する総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 02301067
研究機関一橋大学

研究代表者

中村 喜和  一橋大学, 社会学部, 教授 (40012356)

研究分担者 中村 健之介  北海道大学, 言語文化部, 教授 (10000613)
左近 毅  大阪市立大学, 文学部, 教授 (50042586)
外川 継男  上智大学, 外国語学部, 教授 (10000663)
笠間 啓治  早稲田大学, 理工学部, 教授 (20063448)
安井 亮平  早稲田大学, 文学部, 教授 (90063635)
キーワードロシア / ロシア文化 / 「ロシアと日本」 / スラヴ文化 / 文化交渉 / 国際会議 / ケナン研究所 / 国際文化会館
研究概要

われわれの研究会はロシア・スラヴ文化と日本との関わりを長い歴史的過程の中でとらえなおすことを目的として発足し、ほぼ10年にわたって活動を継続してきた。メンバ-の勤務地が全国各地に分散しているにもかかわらず、できうるかぎり密接に相互の連絡と交流をおこない、定期的に会合をもってきた。
本年度の活動において特筆すべきこととしてあげられるのは、なんといっても、「日露文化交流1868ー1926」と銘うった国際会議の開催である(1991年5月27日ー29日、於札幌)。シンポジウムには、日本はもちろんのこと、ソビエト、アメリカから多くの研究者が参加し、12の報告とそれにたいする活発な質疑・応答がなされた。この会議は、米国ケナン高等研究所、国際文化会館などの共催によるものであったが、本研究会のメンバ-が中心的役割を果たしたし、これまでわれわれがおこなってきた地味ではあるが、永年におよぶきわめて基礎的かつ継続的な活動が国際的にも認められつつあることをはっきりと物語ることとして注目すべきである。
この会議での報告の英文テキスト集は現在米国で編集中であるが、日本側報告者のテキスト6本は、今年度当研究会の実績報告書として刊行された「ロシアと日本」第3集に収録した。同じくこの報告書には、前年度からの研究実績として8本の論文・資料紹介を収めている。
われわれの研究活動は、その対象とテ-マからみて、ようやく端緒についたばかりである。今後さらなる実証的かつ総合的な研究の推進へと向かうために全力を尽くす予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] (研究成果報告書)研究代表者 中村 喜和 編: "共同研究 ロシアと日本 第3集" 174 (1992)

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公開日: 1993-03-16   更新日: 2016-04-21  

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