研究課題/領域番号 |
02301077
|
研究種目 |
総合研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
政治学
|
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
田口 富久治 名古屋大学, 法学部, 教授 (50061841)
|
研究分担者 |
久米 郁男 神戸大学, 法学部, 助教授 (30195523)
的場 敏博 京都大学, 法学部, 教授 (50135505)
小野 耕二 名古屋大学, 法学部, 教授 (70126845)
山川 雄巳 関西大学, 法学部, 教授 (60067551)
三宅 一郎 神戸大学, 法学部, 教授 (60066157)
|
研究期間 (年度) |
1990 – 1991
|
キーワード | 政治学 / 情報化 / コンピュ-タ- / デ-タベ-ス |
研究概要 |
1、平成2年度に行った、「政治学の情報化に関する機関向けアンケ-ト」調査は、政治学教育を行っている全国の法学部・政治経済学部などあわせて164部局に対して実施し、104部局からの回答を得たが、本年度はそれらをコンピュ-タを利用して集計し、集計結果に関する集団的討論を行なったのち、その作業の成果を『政治学教育の情報化に関する機関向けアンケ-ト報告書』として平成3年6月に公刊した。その結果、70%以上の機関ですでに情報化に対応した授業科目を設置済みである、等の知見を得ることができた。なお、同報告書は、日本学術会議政治研連、日本政治学会理事会などに配布した。 2、本年度には、「政治学の情報化に関する政治学会会員向けアンケ-ト」調査を、日本政治学会会員全員(1200名弱)を対象として実施し、401名からの有効回答を得た。この調査に関する事前の打ち合わせのため、名古屋で第1回研究会を行い、回答集計後は東京で第2回研究会、さらに報告書作成のための第3回の研究会を名古屋でそれぞれ実施し、必要な討論を行った。その結果、ワ-プロは60%以上、パソコンは40%弱の政治学会会員に普及しているが、パソコンの利用形態はまだワ-プロの域を充分に脱していない、等の興味深い知見を得ることができた。 3、上記の作業を経て、平成4年3月には、『政治学教育の情報化に関する政治学会会員向けアンケ-ト報告書』を公刊した。同報告も、日本学術会議政治学研連、日本政治学会理事会などに配布した。
|