研究課題/領域番号 |
02302002
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
北岡 良之 名古屋大学, 理学部, 教授 (40022686)
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研究分担者 |
山本 芳彦 大阪大学, 理学部, 教授 (90028184)
横井 英夫 名古屋大学, 教養部, 教授 (50023560)
白谷 克巳 九州大学, 理学部, 教授 (80037168)
伊原 康隆 京都大学, 数理解析研究所, 教授 (70011484)
土方 弘明 京都大学, 理学部, 教授 (00025298)
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キーワード | 代数的組み合せ論 / 多元環 / 代数幾何 / ゼ-タ関数 / 保型形式 / 代数的整数論 / 母関数 |
研究概要 |
1。研究課題「代数学の総合的研究」の下に以下のようなシンポジュ-ムを支援した。 期間 場所 講演者数 シンポジュ-ム名 (1) 7/24ー26 弘前大 19 代数的組み合せ論 (2) 8/9ー18 筑波大 80 多元環の表現論筑波国際会議 (3) 8/13ー17 都立大 15 代数幾何と解析幾何 (4) 8/14ー18 東工大 25 幾何学におけるゼ-タ関数 (5) 8/15ー19 名大 80 可環代数と組み合せ論 (6)8/28ー30 奈良新公会堂 13 ヂオファントス問題に関する研究集会 (7) 9/23ー25 千葉大 13 第23回環論シンポジュウム (8) 12/3ー6 京大 19 保型形式とゼ-タ関数 (9) 12/10ー14 京大 25 代数的整数論 (10) 12/17ー20 京大 28 代数的組み合せ論 (11)12/25ー27 鳥取大 10 現代の母関数 2。この夏は京都で、4年毎に開催される国際数学者会議が初めてアジアで開かれ、それを機会に多数の外国人数学者を迎え多くのシンポジュ-ムが開かれた。その内、我々の関係するのは上記の(2),(3),(4),(5),(6)番目のシンポジュ-ムである。しかも上記の標題に見られるように、一見我々の研究課題「代数学の総合的研究」とは無関係とも思われる幾何学、解析学等をも巻き込んだシンポジュ-ムが開催されている。これは現在専門化によって細分化しがちな各分野を統合し更なる発展を目指すもので、これらは研究目的、研究実施計画に沿うものである。特に国際数学者会議に訪れた外国人数学者を迎えてのシンポジュ-ムはお互いに会う機会も少ないだけに、単に論文を読むだけでは得られない多くのものをお互いに得ることが出来たのは大きな成果であるといえよう。
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