研究課題
総合研究(A)
1.収集した各研究メンバーの日本・東アジアの集落・居住空間に関する研究成果の統合整理を行ない、研究の目的に沿って検討を加え、不足している領域やテーマを明かとし、必要とする既存研究成果の追加収集を行なった。2.収集した他研究者の既存成果を、前年度設定したデータベース手法に従って整理し、あわせて追加収集を行ないデータベースに加えた。3.データの比較分析を通じて、集落・居住空間の秩序形成技術を地域・地方・国レベルでそれぞれ比較・統合的考察を行ない、収集文献の範囲と解題を行なった。あわせて収集文献の調査地点地図を作成した。4.比較・統合的考察を行なう過程で、各メンバーの分担成果を以下の内容により発表し、今日における集落・居住空間の変容と秩序形成技術の保続性について考究し、次年度以降の研究・調査の方法論の共有化を計った。1)民居集合とまちなみ(鈴木)2)古代の都市形成(伊藤)3)東アジアに入ってきた西洋(坂本)4)東アジアの庭園(近藤)5)集落の空間構成・集落の立地比較(斎木)6)東アジアの共同空間(伴丈)7)町共同体(都市住宅と都市のシステム)-楜洞をめぐって-(藤川)8)風水説(渋谷)収集資料の中から特に本研究に直接関連性のある中国文献「風水探源」を日本語訳とし、海外科研の準備を行なった。
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