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1990 年度 実績報告書

セレン・テルルの化学的利用

研究課題

研究課題/領域番号 02303012
研究機関大阪大学

研究代表者

園田 昇  大阪大学, 工学部, 教授 (20083983)

研究分担者 堀 幹夫  岐阜薬科大学, 薬学部, 教授 (80082957)
鈴木 仁美  京都大学, 理学部, 教授 (50025342)
左右田 健次  京都大学, 化学研究所, 教授 (30027023)
斉藤 軍治  京都大学, 理学部, 教授 (40132724)
安藤 亘  筑波大学, 化学系, 教授 (30008429)
キーワードセレン / テルル / ヘテロ元素 / 機能材料 / 生化学 / 生理学
研究概要

近年、ヘテロ元素の有する特異な化学的性質が次第に明らかにされるにつれて、その特性の有効利用に関する研究に大きな期待が寄せられている。本研究は、ヘテロ元素の中で、その化学的および物理的特性が特に注目されているセレンとテルルについて、化学的立場から、反応特性の解明とその利用面の開拓を飛躍的に進展させることを目的とするものである。本年度は、その初年度にあたり、セレン・テルル化学の分野で活躍する我が国の研究者による有機的協力研究体制の確立と、情報交換を主目的とした。研究組織としては、各班員の専門分野に基づいて、「セレンの化学とセレンを含む機能材料に関する研究」、「テルルの化学とテルルを含む機能材料に関する研究」、「セレン・テルルの生化学と生理学に関する研究」を担当する3つのグル-プを組織した。また、9月18日、19日の両日、大阪にて全体会議を開催し、本研究を推進するに当っての研究計画について討議を行なうとともに、全班員による最近の研究成果の発表と討論を行なった。本会議では、個々の研究者間および研究分野間の情報の交換が、共に極めて重要であるとの結論に達し、本研究の必要性を再確認した。現在、当初の研究計画にしたがい、グル-プ毎に班員間の密接な情報交換を行ない、各専門分野の情報収集と調査研究を継続している。今後の計画としては、平成3年度7月に第2回全体会議を開催し、研究成果の評価と本研究の進捗状況の分析、それに基づく研究計画の再検討を実施することを予定している。次年度は、初年度の成果を基に、グル-プ間の連係による共同研究に重点をおいて研究を進める。

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公開日: 1993-08-11   更新日: 2016-04-21  

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