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1991 年度 研究成果報告書概要

システム収穫表の作成ーエキスパ-トシステムとしての林分成長モデルー

研究課題

研究課題/領域番号 02304022
研究種目

総合研究(A)

配分区分補助金
研究分野 林学
研究機関東京農工大学

研究代表者

木平 勇吉  東京農工大学, 農学部, 教授 (30021083)

研究分担者 田中 和博  三重大学, 生物資源学部, 助教授 (70155117)
野上 啓一郎  静岡大学, 農学部, 助教授 (50150511)
内藤 健司  宇都宮大学, 農学部, 助教授 (50015872)
箕輪 光博  東京大学, 農学部, 助教授 (60011996)
小林 正吾  新潟大学, 農学部, 教授 (50115028)
研究期間 (年度) 1990 – 1991
キーワード成長モデル / システム / エキスパ-トシステム / 間伐方法 / 収穫表
研究概要

平成3年度では、この研究の目的であるシステム収穫表を8種類作成した。北海道地域のトドマツ林収穫表(阿部信行),東京大学北海道演習林の天然林の収穫表(山本博一),一般天然林収穫表(石橋整司),信州地方カラマツ収穫表(木平勇吉,鄭小賢),一般スギ・ヒノキ収穫表(白石利彦),中部地方スギ収穫表(田中和博),山陰地方スギ・ヒノキ収穫表(稲田充男),九州地方スギ・ヒノキ収穫表(福島敏彦)である。これらのプログラムはフロッピ-ディスクに納められ,成長モデルと利用手引書とともに科学研究費成果報告書として印刷され,全国の都道府県林業試験場および林学科をもつ大学へ送付された。
システム収穫表の特色を従来の収穫表を比較すると次の3点で秀れている。
(1)成長を予測する林分の出発点が自由であり、現存の与えられた林分の状態から成長予測が出来る。
(2)成長予測の条件となる施業方法について,その植付本数および途中での間伐が自由に選択できる。
(3)林分の成長情報だけではなく、林木情報(1本ごとの林木の直経,樹高)が提供される。
作られたシステム収穫表はこれらの特色を持っているが、そのデ-タの表現形式,成長を予測する数理モデル,プログラムの使用方法は開発者の考え方により異なる。したがって、この研究成果はシステム収穫表のプロトタイプ・プログラムを完成したことである。これからは、ユ-ザ-の必要に応じて実用プログラムへの開発が行われなければならない。

  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 山本 博一: "相対化の手法によるシステム収穫表の作成" 森林計画学会誌. 16. 51-70 (1991)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [文献書誌] 阿部 信行: "トドマツ人工林の間伐方法別収穫予想" 森林計画学会誌. 16. 87-97 (1991)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [文献書誌] 田中 和博: "各成長段階における最大林分断面積の推定" 森林計画学会誌. 16. 99-124 (1991)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [文献書誌] 稲田 充男: "林分密度管理図に基づく人工林収穫予測表等の作成" 森林計画学会誌. 16. 71-85 (1991)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [文献書誌] 福島 敏彦: "福岡県におけるスギのシステム収穫表" 森林計画学会誌. 16. 195-202 (1991)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より

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公開日: 1993-03-16  

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